おもかげ色の空

2023-08-23 07:33:41 | 南こうせつ
かぐや姫




別れた時 おもかげ色の空を忘れました
飲みかけのグラスに映った 空を忘れました
あの日の君は 笑いさえもうかべていた
まるでぼくの後姿に
よろしくと言いながら

通り過ぎる風 それが季節 とても寒い季節
ガラス窓のすき間みつけては せまい部屋の中へ
なぜかさびしい夕暮れ時 風が止まり
そんな時にふと思い出す
やさしかった人を

いつか君が忘れていった レンガ色のコート
僕には少し短すぎて とても着れそうにない
想い出として 君はここにおいてゆこう
部屋のあかり消しながら
また会うその日まで

また会うその日まで
 また会うその日まで




自分を捨てて行った女性を過去の想い出にして再出発を決心した男性、そんな歌でしょうか。

コンサートの最後なんかに歌っていたように思います。

詞とは裏腹な軽快な曲で、最後の「また会うその日まで」という部分はコンサートに来てくれた人達へのメッセージのように聞こえました。

おもかげ色の空・・・、

同じ空の色でも、それを見る人の境遇や状況によっては、さまざまに変化して見える空。

運動会の徒競走のスタートの順番を待つときに、緊張と期待とに、胸躍らせて仰ぎ見た、晴れ渡った秋空の透き通るような空の色。

優しい日差しの中での遠足のお弁当、一緒に食べるグループの中に淡い想いを抱いた好きな子がいるだけで、なぜか幸せを感じて見上げた空の色。

ひとり、またひとりと、友達が帰っていく公園で、長く伸びた自分の影と一緒に見た夕焼け空の色。

野辺の送りの帰り道に、青空が、さらに蒼く蒼く、晴れ渡って、一筋のひこうき雲が見えた空の色。

渡しそびれた手紙を投じたキャンプファイアーの炎が、篝火のように燃え上がり、火の粉が蛍のように風に舞って、見あげた夜の空の色。

傷心の心を抱えたままに、降り立った朝まだきの駅で、いまにも降りだしそうな気配の朝焼けの空の色。

(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうんと…、頷いてますか?

 そう、誰にでも、このような空の色を見た記憶があるんでしょうね、(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうん。

(^^?) えっ、でも、具体的過ぎるから、これみんなマスターの体験談とちゃうかって?

 まっ、空・・・、そら・・・、そうかもしれません。(笑)



















































































































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