石川さゆり 黒の舟唄
加藤登紀子 黒の舟歌
原曲は勿論、「野坂昭如 黒の舟歌」。
野坂昭如 黒の舟歌
男と女の 間には
深くて暗い 川がある
誰も渡れぬ 川なれど
エンヤコラ 今夜も 舟を出す
*Row and Row
Row and Row
振り返るな Row Row*
お前が十七 俺十九
忘れもしない この川に
二人の星の ひとかけら
流して泣いた 夜もある
* 繰り返し
あれから幾年 漕ぎ続け
大波小波 ゆれゆられ
極楽見えた こともある
地獄が見えた こともある
* 繰り返し
たとえば男は あほう鳥
たとえば女は 忘れ貝
真っ赤な潮が 満ちるとき
なくしたものを 思い出す
* 繰り返し
おまえと俺との 間には
深くて暗い 川がある
それでもやっぱり 逢いたくて
エンヤコラ 今夜も 舟を出す
* 繰り返し
昭和46年(1971)リリース、『赤色エレジー』とも相通ずるアングラっぽい雰囲気が受けてヒットしました。
作詞者・作曲者は別名になってはいますが同人物で桜井順。
桜井順は慶大経済学部卒で、商社に入ったものの、すぐに辞めて、三木鶏郎主催の冗談工房(ラジオ・テレビ番組の制作会社)に参加、CM音楽を中心に、童謡・歌謡曲など多くの曲を作っています。
CMでは、サントリーの「ソ・ソ・ソクラテスか、プラトンか」、富士フイルムの「お正月を写そう」、石丸電気の「石丸電気は秋葉原デッカイワー」など、いまだに多くの人の耳に残っている傑作があります。
黒の舟唄は、冗談工房のかつての同僚で、桜井順の友人の作家・野坂昭如が歌いましたが、ほかにも多くの歌手がカバーしています。
作詞者・作曲者は別名になってはいますが同人物で桜井順。
桜井順は慶大経済学部卒で、商社に入ったものの、すぐに辞めて、三木鶏郎主催の冗談工房(ラジオ・テレビ番組の制作会社)に参加、CM音楽を中心に、童謡・歌謡曲など多くの曲を作っています。
CMでは、サントリーの「ソ・ソ・ソクラテスか、プラトンか」、富士フイルムの「お正月を写そう」、石丸電気の「石丸電気は秋葉原デッカイワー」など、いまだに多くの人の耳に残っている傑作があります。
黒の舟唄は、冗談工房のかつての同僚で、桜井順の友人の作家・野坂昭如が歌いましたが、ほかにも多くの歌手がカバーしています。