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星空に両手を

2025-04-16 03:59:42 | マスターおすすめ曲
島倉千代子・守屋浩



星空に 両手をあげて
この指を 星で飾ろう
君に可愛い あの星を
あなたに青い あの星を
宝石なんて なくっても
こころは夢の エメラルド
星空に 両手をあげて
この指を 星で飾ろうよ

星空に 両手をあげて
想い出を そっとさがそう
消えた花火か あの星は
母さんの歌 あの星は
幼い頃が ひとつずつ
あんなに遠く 光ってる
星空に 両手をあげて
想い出を そっとさがそうよ

星空に 両手をあげて
思ってることを 話そう
二人のことを あの星に
未来のことを あの星に
あの星空が しあわせな
あしたをきっと つれてくる
星空に 両手をあげて
思ってることを 話そうよ





守屋浩さんと島倉千代子さん・・・
 
この二人のコンビは、当時、かなり意外に感じがしたことを覚えています。

詞は恋人同士みたいなのですが、ステージ上の二人からは姉と弟のように感じました。

しかし、調べてみると、二人はともに昭和13年、同年の生まれなのですね。(島倉さんが3月生れ、守屋さんが9月生れ、)
 
マスターの印象は彼らの芸歴や彼らの歌のイメージから来たのかもしれません。

島倉さんは昭和30年、16歳で「この世の花」でデビュー、か細くはかなげな高音ビブラートの「泣き節」でもっぱら悲恋ものを歌いつづけていました。

一方、守屋さん浩レコード・デビューは34年、すでに21歳。

しかも「泣いちっち」に「シイチョウ野郎」ですからね。(笑)

ちなみに、美空ひばりさんは昭和12年5月生れなのでわずか一歳上なだけ、これも驚きです。

一番の詞想は、貧しくとも、恋する二人の幸せはいま・ここにあり、きらめく星々がその幸せを演出する、控えめな恋愛讃歌です。
 
二番の主題は幼年思慕です。

二人を姉弟とみなす必要はないでしょう、明日の煩いもなく純粋に星空を見上げられるのは幼年だけです。(笑)

大人になると、星空どころか、長いこと空を見上げもしなくなります。

「消えた花火か」がうまいですね。

マスターは夜空にはじけた華やかな打ち上げ花火でなく、地に落ちてさびしく消える、ささやかな線香花火を連想します。

その方が小さな星のきらめきにふさわしく、幼年思慕にもふさわしいポエジーを感じるからです。
 
三番では、つつましい現在を生きる二人が、「しあわせなあした」が「きっと」くるのだと、信頼を確かめあいます。

いわば若いふたりへの「応援歌」です。
 
詩を書いた西沢爽氏は、星空を見上げる若い二人に寄り添いながら、恋愛讃歌、幼年思慕、青春の応援歌という、青春歌謡の典型的な三つの主題を巧みに

織り込んでみせています。
 

































































































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