絨毯

2020-11-16 20:29:08 | 日記

 ここらの雑木の王者、楢の木が黄色くなってピークに近づいている。そのせいだろう山道の方に行く道路の上は、絨毯化している。そのがさこその上を歩くとどこぞのレッドカーペットなんぞより素敵だ。迷犬と散歩するにはちょっと勿体無いくらい。なんだかね上品になったような感じがするね、うれしいのだ。

 さてなにやら連日忙しくやっている。参道道路脇の崖に蔓性の藤やらアケビなどがはびこっていたり、潅木が大きくなりすぎで、そこを整理。今日午前中は来春薫炭用の籾殻を近くの農家まで貰い受けに。昼からこちら免許の高齢者講習制度の受講に、目の検査、講習や実技なのですが。係りの方が40代の女性の方が、実技から講習まで一人で3人を受け持ってしている。目の検査に不安を抱えていたのですが、なんとかクリアライン。終わってなんとも気落ちするのは、その講師の方がわれわれを年寄り扱いで、大丈夫ですかを連発。口調も病院などの年寄り対策モードなどと同じで丁寧なのか馬鹿にしているのか、判別しにくい。なるほどこうやって世の習いとして、年寄りとして飼い慣らしていくその態度が気に触るのだ。もちろん彼女自身の問題というよりも、社会のありようが個人を大切にしているようで、ちっともそうではないわけで。なんて言うのだろうか、誤解されたら困るからもう少し言いますが、こちら年寄り扱いされたことに怒っているわけではない。相応に70であることをわきまえているつもりなのだ。あの優しさが妙に腹立たしいのだが、これって年寄り扱いされたことに抵抗しているだけのことなのか ?

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