台風19号

2019-10-13 21:43:34 | 日記

 皆様のところは無事だったでしょうか。こちらもどうなるかと思いました。一時は横殴りのような雨で本堂の東側の障子を濡らすと言うか、鴨居から伝って雨水がぽたんぽたんと落ちていた。これから先もっと降り続けたら困るなぁで終わったのだ。この19号には因縁が大ありで30年ほど前の19号はこちらを直撃して、電気が3日ほども止まったのだ。それで井戸水が使えなくなり、それから沢水を引くようになったのだ。

 ふだんの日暮しのなかでは、自然のことなんてほとんど思っていないと言うか、なんとなく飼い慣らしてしまっているような錯覚さえ、あるくらい。ところがである、今回のこの台風攻撃というか、こちらなんぞは台風の合間を縫うように稲刈りやっているかんね。こんなことも今までにないことだ。でね、台風も自然なのである。自然という言葉を知ってはいても、自然とは何かなどと、問われたらなんと言えばいいのか、ともあれ人そのものがここの入れ物でしかないのだ。なんでも、さも人が主役で己中心にしか思い巡らすことがないからのぉ。基本的に言えることは人が、どうあがいてもこの自然というものそのものの大きさを知り得ないし、コントロールできようもないもの。それがこの台風や地震に象徴されるよね。そんなことを知らしめるために台風はやってくるのだろうか。しかし通り過ぎればなんとやらで。人族は性懲りも無く、馬鹿を続けるのだろうね。

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