図書館でいろいろ借りてみた。
一番左は2007年に買って積ん読いた本です。
だいたい分かった。
家などはキットとかを購入することになるが、古く見せないといかん。ウエザリングという。
ちょっと街中を観察してみた。
塗装されたものは色が薄くなって、薄白くコーティングしたようになる。
窓、パイプ、張り出しなどは雨が放射線状あるいは扇状に流れるので黒くシミが付く。上側は濃く、下に行くと広がって薄まる
一般に、濃い灰色+赤錆色のブレンドが多い
黒地の場合は白色のスジ、白地は濃灰色で汚れる
物の角は擦れて地が出るか白化する
コンクリートはひびが入る。ひびは濃灰色で、縦に入った場合は横に枝分かれする
枝分かれが繋がるとペイントが剥がれて地が露出し、やがて汚れが蓄積して濃灰色になる
一般に上側のほうが濃灰汚れは濃い
ブロックは黒色のコケが全面に張り垂れ下がるが、下側は薄くなるが、下側からも少し立ち上がる
道路などは黄土色がうすくかかった状態になる
物件の下側や道路の隙間はコケや短い草が生える
凹みは必ず黒灰色の埃が蓄積し、場合によってはコケが生える
金属+ペイントは凹みの縁などが一部剥げたりする。中心はこげ茶の錆、その周りは茶色の錆、その周りはペイントが白化した色になる。
鉄パイプは結束位置やトップ、ボトムの周囲が赤錆で汚れ、薄く灰色が囲む
建物の表面にサザナミ跡がある場合、三角コーナーには薄く灰色の埃が付着する
コンクリート物件は、水平の凹みの下には濃灰で汚れ、一部は白色のカルシュウムが流れ出てタレを下がらせる。
タミヤ模型から、パステルの「ウェザリングマスターセット」とか「ウェザリングスティック」なる製品が販売されている。
スケッチなどもしてみたが、観察眼が要求されますなあ。奥が深いわ。