店内の席に着き、1パイントのGuinnessを注文した。
店外の席は客で埋まっていた。
店内にあるテーブル席は始めは空いていたが次第に混んでいった。
大きなTVでは全仏オープンが放送され、小さなTVではラグビーが放送されていた。
店内にあるテーブル席ではGuinnessやKilkenny、ASAHI SUPER DRY 、Tigerといった銘柄のビールをテーブルに置き笑顔で会話をしているグループが何組もいた。
Rugby World Cup 2015での日本チームの活躍によりSuper Rugbyに日本チームであるサンウルブズが参戦するなど野球やサッカーほどではないにしろ幾らかラグビーがメディアで取り上げられるようになってきた。
イングランド元代表のジョニー・ウィルキンソン選手のルーティンを真似た五郎丸選手はRugby World Cup 2015のゴールキックで活躍をした。
日本と同じように予選で敗退してしまったイングランド代表、オーウェン・ファレル選手のキック前の３度ゴールポストを睨むルーティンもとても印象的だった。
こうしたブリティッシュパブでGuinnessを飲んでいるとラグビーイングランドチームの応援歌、Swing Lowが聴きたくなってくる。
そんなことを思いながらこのThe Penny BlackでGuinnessを飲めることに、なんだか感慨深いものを感じた。
「ここから見える景色を愉しみながら久し振りに飲むGuinnessは最高だ」とその時、思った。
