A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

ハノイ 3

2006-05-11 | 旅・ベトナム

彼が「君の宿泊しているホテルは一泊US$12だろ?僕の今、借りているこの家は一ヶ月US$12なんだよ」と僕に言った。

頭を殴られたような衝撃を受けた。

“僕は一日の宿にUS$12で宿泊している。
彼は家族で住むこの場所を一ヶ月US$12で借りている”

僕はベトナムの生ビールと言われるビアホイを彼の店で飲みながら彼の話を聞いていた。

ハノイ市内はベトナムで「ホンダ」と言われる50CCのカブが何台も行き交い、活気を感じさせる。

3、4人で乗っている家族、彼女を乗せているカップル。
こういう喧噪は僕を高潮させる。

「ホームシックかい?」と彼に声を掛けられた。

自然とこの光景を見ていると日本に無い、懐かしい気持ちを感じたからだろうか?僕は少し涙を浮かべていたようだった。

ハノイという街を僕は気に入ってしまった。

「明日もここに飲みに来るかい?」と彼は僕に声を掛けた。
僕はうなずいていた。

 


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