A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

酒と料理と友人と

2005-12-15 | たべもの、のみもの、お店
12月に入って最初の休日に久しぶりに友人と酒を呑んだ。
仕事や地区の付き合いで忙しかったという友人は疲れた表情だった。

19時過ぎに、とある居酒屋で僕らは酒を呑むことにした。
席はまだ、まばらだというのに厨房をL字で囲んだカウンターに案内された。
カウンターの席は椅子ではなく、座敷のようなところに堀りがあり、そこに足を入れると、ちょうど長椅子に腰掛けているような感じになっていた。
友人と初めて入る店だった。

僕らはビールを注文した。冬だというのに、霜のついたグラスに泡がいい具合に乗ったビールが運ばれてきた。

2杯目のビールが飲み終わるころには店は一杯になっていた。予約を入れておいたお客が揃ったようだった。普段はビールと焼酎しか呑まない友人に日本酒を勧めてみた。僕はメニューに目を通し「さて、どうしよう」と考え、そして、ある酒屋さんのことを思い出した。その酒屋さんは、リーズナブルな美味しい日本酒を揃えていると話していた。そこに宝寿という日本酒が置いてあったのを思い出した。

「すみません。“宝寿しづま”をお願いします」僕は今まで口にしたことのないこの日本酒を注文した。
宝寿しづまはフルーティーな味わいで友人も気に入ってくれた。僕らは閉店近くまで、この“しづま”を呑んだ。

美味い酒と美味い料理、気を使わない友人と過ごす時間は僕に安らぎを与えてくれた。

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