年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

不安を煽って

2017年03月16日 | 築地市場にて

ようやく就職状況が好転し、。今は人手が足りない状況となっている。それでも若者の貯金が増えているようだ。先が見えない状況が不安を増すようだ。そんな状況だから漬物のような単価の安い食品が特売反応が良い。ただ血液サラサラなどの効能には反応が鈍くなったようだ。今は美容系食品が財布をこじ開ける。年齢の割りに若く見える効能をウタッテイル食品が売れているようだ。これも高齢化しているせいかもしれない。

 不安をあおり安心への距離がますます遠くなり自己防衛で貯金が増える。まだまだリスクのある投資が増えそうも無い。

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ボロボロになりつつある築地市場

2017年03月15日 | 築地市場にて

都議会の論戦で築地市場にとって不都合な真実がどんどん漏れている。知事も築地市場が消費者の入れない場所と認識していないようだ。あれほど築地市場の都の職員の報道管制も今は効かないようだ。漏れたマイナス情報で築地市場から購入している大手バイヤ-は温度管理が出来ていないことが公になり、さらにネズミとか地下汚染が公表されてしまった。都民を二重基準でごまかすことはできても大手のコンプライアンスでは築地から仕入れるリスクを感じるだろう。十年ほどまえ大手ス-パ-のバイヤ-が衛生管理が出来るところが見つからなく北海道で札幌市場から仕入れているという発言があった。関東ではどこからでも築地で扱っている商品は仕入れることが出来る。食品事故があったとき、築地経由では事故解明が出来なくなっるのでバイヤ-は築地外しを加速する気がする。大手との取引のない仲卸はこのような事態になっているとは気が付かないだろう。

TVで元の大阪府知事が住民投票で豊洲移転を決着する方が良いと言っていたがマイナス情報論戦で築地.豊洲ブランドが消滅する。まだまだマイナス情報を知っている身として恐れている。

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石井研堂の缶詰の始まりの謎

2017年03月14日 | 福神漬

明治事物起源に記述されている缶詰の始まりで四谷区津の守に住んでいた米国人が気になり始めた。明治3年頃で工部大学校に勤めていたようだ。誰なのだろう。今は新宿歴史館付近なので何か資料がありそうだ。

 お雇い外国人関係の本を借りる。鉄道関係は気になる。鶯亭金升の三代キシャの家系というなぞは今は解けたが新聞記者、鉄道開業時のキシャはすぐに解ったが江戸期のキシャはなかなか解らなかった。火付盗賊改の御先手弓組と解ったのは最近のことである。

 福島県郡山出身の石井研堂は何処で缶詰の始まりの資料を得たのだろうか。福神漬は缶詰に入れられて販売されたので不思議な歴史が始まる。

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親族がテロリストと言われたら

2017年03月13日 | 福神漬

再び森本貞子著『秋霖譜』森有礼とその妻を読む。前回読み落とした後書から、明治の自由民権運動静岡事件と明治屋礒野計との関係が小説となっていた。内容より時間が福神漬創製時期と重なる。

 著者森本貞子によると平成の今でも『森有礼とその妻を語ることのタブ-があるようだと。取材中にそのことを強く感じた。関係者に取材を断られることも再三であった。』

 今は町村合併で千葉県旭市となった『干潟町史』に花香恭次郎の事跡が記載されている。

自由民権運動福島事件の6人の被告人の一人である。彼が投獄されていたとき過激になった同志がテロ行為を行った。花香は国事犯として裁判を闘って名を上げたが、後の過激な自由民権運動が強盗犯のような刑罰で裁判した。

 今のテロ共謀罪が明治の自由民権運動のテロ行為を裁くとどうなるのだろうか。

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築地市場は旧耐震基準物件ではありません

2017年03月12日 | 築地市場にて

3月11日から新聞記事は地震の話でいっぱい。大川小学校の悲劇が思い出させる。築地市場も老朽化で耐震基準を満たしていない建物があるようだ。今震災があって築地市場内で被災すれば訴訟の対象となるだろう。豊洲市場がなければ行政は負けないと思うが豊洲市場があるので敗北する可能性が高い。営業しつつ築地の耐震化工事は時間がかかる。当社の耐震工事もかなりの時間がかかった。

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19日築地市場で豊洲の水検査結果発表

2017年03月11日 | 築地市場にて

18日の予想が崩れた。今までの築地市場内の豊洲市場内で開催されていた専門家会議が19日日曜日開催となった。

 市場問題プロジェクトの人たちが築地市場で再開発が可能と発言していたようだが築地市場の人たちは仕事で忙しく平日会議に割ける時間が無いことを19日開催で知っただろう。また12月3月4月は業務で忙しい。つまりオリンピック開催と言う外圧が無ければ会議が進まない。会議が進まなければどんな設計があっても先に進まない。築地の再建が失敗した原因は商売の変化が激しく、築地市場の工程会議が進まなかった。縮小する業界は人員の余裕が無く余分な会議にかける時間がない。

 19日の開催はこのような築地の状態を示している。移転が出来なくても再建の会議は世間の想定より遅い。10年はかかるだろう。

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東京都から補償金をもらうけれど

2017年03月10日 | 築地市場にて

東京都から豊洲移転延期に伴う補償金を4月以降にもらうけれど、この金は中央卸売市場会計と言って主な貯金は神田にあった青果市場が大田へ移転し、跡地の土地売却資金である。従って後ろめたさは東電の賠償金ほどではないのだがいずれ財源が枯渇したときは都民の税金で補填される。

 補填される金は消費税抜きと言う。つまり100円に消費税が8円だとすると補償金は100円と言う。8円は何処に消えたのだろうか。

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補助金との縁のない世界から豊洲で巻き込まれる

2017年03月09日 | 築地市場にて

漬物は地域活性とする視点で地方創生事業で国や地方から補助金が出る。多くは前例から補助金が出されるのでイザ企業として活動し始めたとき価格競争が始まる。想定規模が補助金のため大きくなりすぎ過剰設備となる。

 いまTV報道で大阪の小学校の問題が話題となっているが実に補助金をうまく利用しているようだ。縄張りの厳しい官庁で情報が共有されず、でたらめの積算が出回るようだ。

 今まで補助金があるのは知っていてけれど提出書類が多すぎてさらに前例の少ないところでは補助金額の割には苦労が多い。補助金が無ければ好きな時期に投資が出きるので利用することは無かった。

 ある農協が補助金で沢庵冷蔵施設を作ったがいきなり1年分の大きさの施設のため、端境期でも全体を冷やすため電力消費量が無駄だったと言う例もあった。区画ごとに冷蔵するという考えは無かったようだ。

 豊洲の移転延期で東京都から補償金が出るが補助金のため計算が補償金計算が複雑になる。このまま6年後に豊洲へ移転すればタダで冷蔵庫を作ったことになる。

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ヒ素も築地市場で出たようで

2017年03月08日 | 築地市場にて

7日読売新聞夕刊で築地市場で隅田川の橋のために地下調査でヒ素が出たようだ。何でも出ても不思議でない築地市場で今一番恐れているにはアスベストによるがん患者の発生だろう。地下の汚染で魚や野菜が汚染されるはずは無いから。ところがアスベストは応急処理をしただけで撤去工事は行われていない。生活のために築地で働いているのに安全でないことが確認されれば皆逃げるように退社するか、鉱山労働者のようにマスクをして働くしかない。

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ヤマト運輸勝どきの移転

2017年03月07日 | 築地市場にて

社内の回覧板でヤマト運輸勝どきセンタ-がオリンピックの関連で勝どき地区の再開発で消えるらしい。このセンタ-は築地市場のセンタ-でもある。豊洲移転が順調なら豊洲市場の隣とも言えるところに配送センタ-がある。

 新聞報道でヤマト便が値上げと言う。かなり影響がある。パスワ-ド変更。

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豊洲問題の鮮度も落ちたようで

2017年03月06日 | 築地市場にて

週末毎、豊洲報道が続く。そろそろどうしようもない築地の状態がわかって来たようだ。大手小売店やコンビニの店舗拡大で市場を利用する顧客の縮小が続いている。

 この結果が市場制度の限界を示している。国の農政改革に関連して中央卸売市場法が改正にならなければ、現実の力で衰退が加速する気がする。市場の力の源泉は人材で数字で商品を見分けることは出来ない。数字は結果で次の予想を導くだけで結果になるわけでない。

 割高になった商品の代替提案、過剰になった商材処分等は人の経験しかない。

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豊洲汚染水の採取手順が異なっていたようで

2017年03月05日 | 築地市場にて

オセロゲ-ムのような豊洲移転問題。どちらへ転ぶか解らないが年度末の決まりごとの仕事を整理する。

 このままだと3月都議会で世間が期待する結果にはならない気がする。築地の難しさは当事者でもわからないのに外部の人が簡単に理解できるはずがない。築地はことわざの象のような存在でそれぞれ適当な印象で語っている。

 今のままでは豊洲は経費倒れかもしれないが新観光地と考えればマイナスを補う存在になるし、成れると思う。銀座のホテルから歩いてゆける築地からタクシ-に乗る必要がある豊洲の経済効果は無視できない。

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時間が経てば

2017年03月04日 | 福神漬

停滞している豊洲移転で過去の資料を再確認。

広尾の麻布学園創立者江原素六と鈴木藤三郎との関係が見えてきた。今の静岡県裾野市にあった鈴木の農園は旧幕臣が開拓した土地で静岡県駿東郡長の斡旋で購入したと記録があった。『斯民』

 この記録で当時の郡長が誰か記録が無かったが、沼津の郷土史研究者の記述で江原が初代の郡長だった。鈴木藤三郎の葬儀の時にワザワザ東京から駆けつけたと言う記録があった。また麻布学園創立時に静岡県方面から多額の寄付があったという。まだ確認していないが当時で精糖事業で成功していた鈴木藤三郎と思われる。

 鈴木の農園は岩下清周の農園となり、今の不二聖心女子高等学校となった。広尾にある都立中央図書館でこの事実を知らないままで数年の時間が過ぎ去った。

 まだまだ知らないことが多すぎる。不二聖心女子高等学校の前身である温情舎小学校の校歌が阪急の創立者小林一三作詞し作曲が宝塚歌劇団と記録がある。

 小林一三と福神漬の関係を探るとこのような歴史があったことを知る。小林一三にとってなぜ福神漬が出てくるのだろうかまだなぞが増える。他の食品が出ても良いと思われる福神漬のみが記憶の継承となる。

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視聴率と縁のない世界で

2017年03月03日 | 築地市場にて

桜の開花予想で見納めとなるはずだった築地仮設道路越しに見える桜もまた見ることが出きる。もうじきツバメも築地市場内の安全地帯で巣つくりするだろう。

 頭越しの築地報道で事実関係も無視した状態が続く。築地市場がアスファルトとかコンクリ-トで覆われていると言うが一人も検証していないようだ。確かに見える通路は覆われているが肝心の水産部は敷石であるところが多い。毎日水撒きで石でなければ保てない。通路の地盤沈下で補修していないところが目立つようになってきた。

 マイナス報道が続いているので築地の数字は良いとはいえないようだ。9時過ぎには実に閑散としている。新規参入の業者より退出の業者が多いようだ。

 既存勢力の力が強く、場外に構える水産物のネット販売が苦戦しているようだ。5月6月の人事異動の準備が始まる。早く引き継ぎしなければならない。

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ボロボロの築地で

2017年03月02日 | 築地市場にて

知っていたけど書けない築地市場のボロボロが公になりつつある。一番恐れていたことになった。築地や豊洲で働く人の不安が残る。

 このまま時間がたって人身災害待ちのい結果になるのだろうか。日本橋魚河岸は関東大震災で築地へ移転したことになっている。

それより(刻みのり)から出たノロウィルスでどのような展開になるのだろうか。 海苔を使用する食品は風評被害が出るだろう。

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