年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

明治の夕暮れ

2019年03月08日 | 宅老のグチ

昭和もあと少しで小昔となる。今日デストロイヤ-さんが死去したという。プロレスラ-でショ-マンシップで日本に愛された。昭和30年代初めはまだ白黒テレビで今のJR当時は国鉄といっていた時代駅前の広場に街頭テレビが設置され帰宅の途中に大勢の人たちが金曜日の夜にプロレス中継を見ていた。テレビ放送始まる前はラジオの前に集合してドラマを一家で聞いていた時代があった。君の名はと言うラジオドラマは放送時間になると女湯の銭湯ががら空きと言う逸話もあった。

 明治期にも新聞も無く、木版印刷の時代は本も少なく、女性の識字率も少なく、一家の識字者が八犬伝等を読み聞かせていた時代があったという。明治20年代までは読書というのは音読の時代で今のように黙読となったのは活版印刷の普及で本や新聞が大量に出版できるようになったからであるという。

 今は電車の中で本を読んでいる人は稀となったがスマホが普及する前は電車内で本を読む人が多かった。ほんの少しのことの変化で風景が変わる時代が今かもしれない。今後の十年の変化も過去より早いだろうが対応できない人が苦しい時代だろう。

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