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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

節目

2011年08月17日 | 築地市場にて
日本罐詰史を読んでいると40年ほど前のニクソンショックによる為替の変動で日本の缶詰産業は衰退したという。1ドルが360円から77円ほどになった現在どれほど輸出できる缶詰があるのだろうか。
 平成23年は和牛業界では悲惨な年として記憶されるだろう。すでに半年で大事件が3件も起こっている。生肉による食中毒、和牛の放射能汚染、民事 再生法の適用を申請した安愚楽牧場の事件である。この様な事件が連続して起こるとある程度年月が経ってしまうと徐々に変化した市場に記憶が消される。
 三浦大根として有名な大根の産地も青首大根系の品種に変わったのはある年の10月末の台風が原因である。今では東京市場に12月25日に昔ながらの砲弾型の三浦大根が入荷する。重くて農家泣かせの大根は作付けが減ってしまった。
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