日本に於けるキムチの歴史を調べるのにどのあたりから調べればそこそこ納得のいく説明ができるかを考えていたら、唐時代の争長事件あたりからの基礎知識が必要と思われる。この前(攘夷の幕末史)という本を読んでいたら、西国の人達が江戸時代の朝鮮通信使を日本への朝貢とみているという記述があった。
明治の征韓論が突然出てきたような印象があるが実際はもっと昔からあった感情の発露で、最後は太平洋戦争まで行ってしまった要因のように最近は感じてきた。このなかでキムチの歴史を考えないといけない気がする。今のキムチは南蛮と言われる唐辛子が入ってから韓半島の伝統食となった。唐辛子は日本から伝わったという。どの様な経緯があるのだろうか。