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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日韓関係の悪化でヒヤヒヤ

2019年07月09日 | 宅老のグチ

世間の風はどのように風向きが変わるのだろうか。漬物業界は10数年前の中国と韓国との寄生虫キムチ騒動で大きな影響があった。自国のキムチ至上主義の韓国の政治家と韓国マスコミが中国から韓国に入るキムチを寄生虫が入っているとクレ-ムをつけた。韓国では日本の吉野家でも生姜を提供することと同じようにキムチが無料で提供されるのが普通となっている。そのためコストを抑えるため中国からの安いキムチが急増した。中国には韓国系の人も多数おりそこそこ味も良い。従ってクレ-ムをつけるには自国のほうが衛生が良いと思い寄生虫が入っていることを強調した。この騒動が日本に報道され、日本で販売されている韓国製のキムチの販売が急速に落ちた。売り場の縮小を恐れた日本の漬物業者は韓国系の名前のキムチの名前を変え、日本国産の白菜使用を強調し、売り場を確保した。この騒動でかなりの日本の業者が倒産・廃業となった。今回の日本と韓国の関係悪化でもキムチの売れ行きは変わらないが日本の業者が韓国からの輸入はリスクがあると認識して売り場縮小し、日本の在日の人が作っているキムチに変えることもあるだろう。

 政治の風が知らない間に漬物の上を吹いている。

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