goo blog サービス終了のお知らせ 

 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

新銀行東京問題で

2008年03月17日 | 福神漬
新銀行東京問題で
新銀行東京問題で築地市場の移転はなくなるか
実際問題として築地市場の老朽化は限界まで来ており、回顧趣味の人だけの世界で食品を安価に安心して区分けする機能が消えつつある。
 いつか急に衛生問題で移転が急展開する日までゆっくり準備。浜離宮パークサイドプレイスは約10年近く工事中断して急に建設が始まった。こんなことを考えていたら福神漬歴史関連で帝国商業銀行の経営危機が気になり、中央区の郷土資料室にて「日本銀行史・吉野俊彦著」を借りて読む。川田小一郎の逸話の出所がはっきりしてきた。帝国商業銀行の危機は日露戦争後の不況による株の暴落から始まっている。浅田正文は明治41年まで約22年間日本郵船の役員であったがどうも辞職した理由はまだわからないが帝国商業銀行の経営責任を取らされたのだろう。
 明治時代の役員・取締役は今の経営者と違って無限の責任を負っていたようで責任をとると言うことは全財産を失うことになることを求められていた。ここに浅田の文献がない理由かもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする