千種の、ほんまにうまいもんだけ。

料理の天才だった千種ばーちゃんを追い続ける孫の料理記録。2012.9.24~アレルギー対応レシピのみのブログを併設。

口説きお菓子。チョコレートタルト

2009年05月27日 11時39分02秒 | 自慢の焼き菓子・おやつ
10代の頃。男の子に話しかけるのが苦手だった私は、好きな男の子がいたら手作りお菓子でアピール。
バイト先に皆で食べようと差し入れして、自然に話せる作戦にでるのです。
色々作りました・・パウンドケーキにシフォンにクッキー、餡から作ったおはぎまで。でも女の子がどーっと押し寄せて全部食べちゃって、私の気になる子には届いたことがありません・・。

そんな中でものすごく好評だったのがこのタルト。
押し寄せてきた女の子たちもレシピを持って帰りました。
フィリングのイメージはふわふわの生チョコ。粉が一切入らないので濃厚なプリンのような食感です。
タルト生地には全粒粉をブレンドして香ばしさをプラス。
タルト生地は休ませる時間が多くておっくうだったので、私が研究したスピードタイプです。

気になる男の子がいたら是非プレゼントしてみて♪


チョコレートタルト(18cm底の取れるタルト型1台分)

*タルト生地
無塩バター 60g
上白糖    50g
卵(M)   1/2個(25g) 
薄力粉   100g
全粒粉   25g(無ければ薄力粉でOK)

*フィリング
板チョコブラック 70g
板チョコミルク  70g
生クリーム  140g
牛乳      30g
卵(M)    1個
ラム酒    小さじ1

*仕上げ
無糖ココア 適量
苺など好みのフルーツ 適量(無くてもOK)


①溶かしバター(分量外)を丁寧に塗り、小麦粉(分量外)をはたく。
余分な粉を落とし、冷蔵庫に入れておく。

②タルト生地作り。
・耐熱ボウルにバターを入れ、レンジで完全に溶かす。
・砂糖を加え泡だて器で混ぜる。
・卵を加え混ぜる。
・ヘラに持ち替え、薄力粉・全粒粉(ふるう必要なし)を加え、粉気が無くなるまで切り混ぜる。
・ラップを広げ、手でひとまとめにした生地をのせる。
・上からもラップをかけて、ラップの上からめん棒でタルト型より一回り大きめにのばす。(厚さは2~3mm程度)
・タルト型に敷きこむ。淵は焼くと縮むので型から1mmほど高くのばす。
・冷凍庫で15~20分冷やす。その間にオーブン予熱しておく。(200度)

③冷凍庫から出したタルト生地にフォークでたくさん穴をあける。
オーブンに入れ、180度に下げて20分空焼きする。
*途中、生地が盛り上がってきたら、素早くオーブンをあけて竹串で刺し、空気を抜きます。→平らに戻ります。

④フィリングを作る。
*オーブンを190度に予熱しておく。

・耐熱ボウルにチョコを適当に割りいれ、生クリームを入れる。
ラップなしで50秒加熱。(500w)
*ある程度温まったら少し置き、余熱で溶かすのがポイント。
溶けてないからと熱々に温めると分離して、元に戻りません。
それでも固まりが溶け残っていたら、10秒単位で加熱して均一に溶かします。

・溶かしたチョコに牛乳・ラムを入れて混ぜる。
・卵を割りいれてよく混ぜる。
・目の粗いざるで漉す。
*濃度が高いので茶漉しでは漉せません。ある程度目の大きいざるで漉して下さい。

⑤空焼きしたタルトにフィリングを流す。
*くれぐれも入れすぎないで下さい。溢れると悲惨なことになります。

⑥オーブンに入れ、170度に下げて15分焼く。
中心がプルプル揺れている位でOK。冷ますと固まるので大丈夫です。
表面が波打っていたら追加で3分ほど焼きます。

⑦粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、食べる直前に茶漉しでココアをふりかけます。


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