千種の、ほんまにうまいもんだけ。

料理の天才だった千種ばーちゃんを追い続ける孫の料理記録。2012.9.24~アレルギー対応レシピのみのブログを併設。

焼きドーナツ研究結果。

2014年04月08日 20時40分21秒 | 子供のおやつ


「ドーナツの形をしたホットケーキを焼きドーナツと言うのはおかしくないか」
・・と、なんとなく腹がたってから3年。

一時期流行に流行った焼きドーナツ。私はこいつの、

焼きドーナツの長所
・揚げていないからヘルシー。片付けも楽。
焼きドーナツの短所
・レシピによってはただのホットケーキ、もしくはできそこないのパウンドケーキのようだ。
・焼き立てはまあまあ、冷めたら美味しくない。
・冷めても美味しいものを作るには砂糖や油脂を増やす。よって全くヘルシーではない。

以上のことが気になって仕方が無かった。

生クリームを入れたり、バナナを混ぜ込んだり。どれだけ試行錯誤してきたことだろう。
なぜそんなにこだわるのか。片付けが楽だからです。

しかし。
自分のおからドーナツを応用してみたところ、
冷めても美味しい、しかもふわふわの、美味しい配合ができたんです。

おからを入れると、焼き縮みしない上、水分が保たれて時間がたっても固くならないのが良かった。

そこからさらに改良され・・・
ようやくこれで満足、というレシピがこれ。

健康の為でなく、味や食感の為におからを使った、私の中でも珍しいレシピ。


ただ、私は「椿や」さんのおからしか使わないので(かなり美味しいので)これ以外のおからだと生地が違ってくるかと思います。

もし焼きあがりが滑らかでなくでこぼこしているのであれば、水分が足りない。牛乳を大さじ1位増やしてみて。
牛乳を入れすぎたらフワフワ感が減って、もっちりしてくるので・・好みの加減を知るまでは何度か焼かないと、ベストはつかめないかと。

焼きドーナツのベストとか、普通は考えるのかしら・・?・・・3年も。

簡単なようでだいぶ時間がかかった研究でした。
もっと美味しいものができたら、またご報告します。


おから入りふわふわ焼きドーナツ。(作りやすい分量。クロアのドーナツメーカーで24個分)

卵・・・・・・1個(60g)
生おから・・・80g(ここでは椿やの生おからを使用)
牛乳・・・・・90g
溶かしバター(無塩)・・・40g

ミックス粉(Aをビニール袋にあわせてよくふるorふるいにかける)
A薄力粉・・・・・140g
Aコーンスターチまたは片栗粉・・・・10g
A砂糖・・・・・・・40g
Aベーキングパウダー・・・5g
A塩・・・・・・ひとつまみ

飾り用アイシング
粉砂糖、水・・・・・適量

※抹茶味はミックス粉に抹茶小さじ1を加える。


①ドーナツメーカーを温めはじめる。

②ボウルに卵→おから→牛乳→溶かしバターの順に入れてそのつどよく混ぜる。
ミックス粉を入れて、切り混ぜる。混ぜすぎないように気をつける。

③生地をドーナツメーカーに流して焼き、焼けたら網の上にのせて冷ます。

粗熱が取れたら、アイシングで飾る。
粉砂糖(だいたい30gくらい)に水を少しずつ加え、スプーンで混ぜる。
スプーンですくうとゆっくりトロトロ流れる固さ。
そのままスプーンでドーナツにラフに垂らしても良いし、細かく絵を描きたい場合はラップにアイシングを包んできゅっとくるみ、つまようじで小さな穴を開けて絞るようにして使う。

※美味しいのは当日中。
翌日食べる場合は、アイシングは省いて作り、レンジかオーブントースターで軽く温め直すとフワフワ感が戻る。


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最近お気に入りの唐揚げ配合。

2014年04月07日 17時33分31秒 | 肉のおかず


ブログ休止中のある日に唐揚げを作っていて、余った天ぷら粉で作った時のレシピがかなり気に入ったのです。
軽くてサクサクした食感。

でも・・どちらかというとザクザクした食感のものが好みなので、ちょっと物足りない、何か足してみようかな?と手に取ったのが上新粉。

上新粉と天ぷら粉を半々で衣にしてみました。
私の中でこれはかなりのヒットです。
二度揚げしたかのような、固めのクラッカーのような、ザクザク感がいい。。

薄力粉と片栗粉のベスト割合を探していたんですが、もうやめます。



最近お気に入りの唐揚げ配合。

鶏もも肉・・・1枚(大き目一口大に切る)

A酒・・・・・・大さじ1
A塩麹・・・・・小さじ1
Aおろししょうが・・・・小さじ1/4
Aおろしにんにく・・・・小さじ1/4
Aこしょう・・・・少々

溶き卵・・・・大さじ2

B天ぷら粉・・・・・1/4カップ(参考:ここでは「日清のサクッと揚がる天ぷら粉」を使用。)
B上新粉・・・・・・1/4カップ
(Bは混ぜ合わせる)

揚げ油・・・・・適量



①鶏もも肉をビニール袋に入れ、Aをいれてよくもみこむ。
30分以上冷蔵庫に置いて味をなじませる。

②揚げる直前に、①の袋の中に溶き卵を加え、よくもみこむ。さらにBの半量も入れてよくもみこむ。
残りののBはボウルに入れて、そこへ袋の中の鶏肉を出し、表面に粉がなじむようまんべんなく押さえる。

③180度の油で色づくまで揚げる。
よく油を切って完成。


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簡単。レンジカスタードのいちごタルト

2014年04月03日 14時23分40秒 | 自慢のデザート


ブログ再開の1番目のレシピは、いきなり手抜き。
市販のタルト台にレンジで作ったカスタードを詰めて、いちごをのせてハイ完成!あっというま。

カスタードは以前のレシピより少しリッチな味になりました。

いちごジャムを水でのばして茶漉しで漉し、ツヤ出しに使うと表面がキラキラ美しく、食欲をそそります。

市販のタルト台を使う場合でも、できたら低温のオーブンで5分ほど温め、冷ましてから使うとサックリ感がアップします。
すぐに食べない時や贈り物にするときは、タルトの表面に卵黄を薄く塗り、低温のオーブンで乾かして膜を作ればサクサク長持ち。


子供の相手をするから、手作りに時間ばかりかけられないですよね。
時間をかけたい気持ちも大きいんだけど、そこは割り切りながら。


簡単。レンジカスタードのいちごタルト(直径7cmのタルトレット7~8個分)

市販のタルトレット台・・・・8個

いちご(小粒がオススメ)・・・・1パック

飾り用ミント・・・・・適量

※レンジカスタード
卵黄・・・・2個分
砂糖・・・・45g
コーンスターチ・・・・15g
牛乳・・・・・・200g(低脂肪乳はおすすめしません)
バター・・・・5g
バニラエッセンス・・・少々
ラム酒・・・・2~3滴

※ツヤ出し用のジャム
いちごジャム・・・・大さじ2
水・・・・・・・・・・・・小さじ1


**************

①カスタードを作る。
ボウルに卵黄・砂糖・コーンスターチを入れてすりまぜる。
そこに牛乳を一気に加え、よく混ぜる。
別のボウルに漉し入れる。(レンジ加熱するので耐熱のもの。プラスチック製はにおいがつくのでNG。陶器かパイレックスがよい。)

②レンジで以下の様に加熱。(500w)
 ラップをかけ、2分チン。よく混ぜる
  ↓
 ラップをかけ、1分チン。よく混ぜる。
  ↓
 ラップをかけ、30~40秒チン。よく混ぜる。

③すぐにバター・バニラ・ラム酒を加えてよく混ぜ、表面にぴったりラップをはりつけて冷ます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。


④ツヤ出し用のジャムは混ぜて茶漉しで漉す。

こんな感じ。


④いちごは洗って水分をよくふき取り、ヘタを落とし、包丁で縦に4等分する。

⑤冷蔵庫から出したカスタードは固くなっているので、スプーンや泡立て器で混ぜて柔らかくする。
タルトレット台にカスタードを詰める。

⑥いちごを放射線状に並べ、ツヤ出し用のジャムを塗る。(ハケか、ラップを折りたたんだもので塗る)
ミントを飾って完成。


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