千種の、ほんまにうまいもんだけ。

料理の天才だった千種ばーちゃんを追い続ける孫の料理記録。2012.9.24~アレルギー対応レシピのみのブログを併設。

自己紹介

2009年02月28日 13時27分03秒 | 私のこと、息子たちのこと
私の料理ブログに遊びに来てくださってありがとうございます。
まずは(遅れましたが)自己紹介をさせていただきますね。


私は現在23歳。1歳の息子と、42歳の主人と岡山で暮らしています。

美味しいものに出会っては再現を繰り返す毎日を送っております。

私が料理を始めたのは小学生から。
理由は単純で、母が料理をしないから。
かといって初めから包丁を使いこなせるわけもなく、料理本とにらめっこして四苦八苦しておりました。

料理酒の意味がわからず焼酎を使ったり、
肉じゃがを煮崩れさせてしまったり、
クッキーがパンのようになってしまったり・・・
レンジでごぼうを加熱して、火をふかせたこともありましたね。

歳の近い子と比べたら、誰よりも失敗を経験している自信があります。

だからこそ、失敗無くできて・より簡単で・よりおいしいものを作ろうという精神が、今の私に確立しているように思います。

友達とろくに遊ばず、スーパーのちらしを持ってはマーケットを走り回っていた私。
今ではもう少し遊んでおけばよかったなと思いつつ、ますます料理の道にのめりこんでいってます。

そんな私の試行錯誤から生まれたレシピが、どうか皆さんのお役にたてますように。

心から、そう願っております。

皆さん、これからもどうぞよろしく。



*千種データ*

さそり座のB型。凝り性。元気印。楽しいこと、努力すること、挑戦することが好き。

座右の銘:格物究理

好きな食べ物:カマンベール、納豆、おから

嫌いな食べ物:ピータン

好きな色:緑

好きな言葉:感謝、艱難汝を玉にす

好きな歌手:B’Z、サザン、ビリージョエル、小田和正、山下達郎、坂本冬美、aiko、竹内まりや

好きな場所:図書館、自然、キッチン、手芸店、輸入食品店

趣味:美味いもんの再現、開発。ジョギング、読書、手芸

特技:お菓子作り、イラストを書く、人見知りしないこと

弱点:球技はすべて不可。

憧れの男性:坂本龍一さん

憧れの女性:本庄まなみさん

好きな作家:山本文緒さん

好きな映画:奇蹟の輝き

目標:いつか料理教室をひらくこと。そしてもう少しスタイルを磨くこと(笑)



最後まで読んでくださりありがとうございます


家にあるものでタコライス!

2009年02月28日 12時08分50秒 | ご飯もの
一人でごはんを食べる時って適当になりがちだけど、たまには自分のためにカフェ風ごはん。
家にある材料ですぐできるよう、工夫しました。
ピリッとおいしいサルサ風ソースが決め手。


家にあるものでタコライス!(1人分)

ほかほかごはん 適量

キャベツorレタス 2枚ほど(太めの千切り)
玉ねぎ 少々(薄くスライス)

豚肉or豚挽肉 100g(豚なら細かめに切る)
 A醤油 小さじ1
 A砂糖 小さじ1
 Aにんにく 1/2片(みじん切り)
 Aしょうが 少々(みじん切り)*チューブのものでもOKです。

とろけるチーズ 1枚

*サルサ風ソース(混ぜておく)
玉ねぎみじん切り 大さじ1/2強
ケチャップ 大さじ2
砂糖 小さじ1
オリーブオイル 小さじ1
醤油 小さじ1/2
一味唐辛子 少々

パセリ(飾り)少々


①キャベツ又はレタスと玉ねぎを水にさらす。

②豚肉を炒め、Aを絡める。

③お茶碗にほかほかのごはんを盛り、とろけるチーズをちぎってのせる。
水気を切った①をお椀の真ん中を空けて盛り、空いたところに②をのせ、ソースを好きなだけかける。
好みでパセリをふって完成。


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レンジで簡単みたらしだんご

2009年02月28日 11時40分16秒 | 和菓子
団子もたれもレンジで作って、約10分でできあがり。
主人がみたらし好きなので、いつでもすぐ作れるよう考えました。
私は適度に歯ごたえがある団子が好きなので、白玉粉と上新粉を混ぜています。
でも2種類の粉を買うと値が張るという方は、白玉粉80g+片栗粉小さじ1強(5g)でお作り下さい。こちこちした歯ごたえが生まれます。
柔らかいお団子が好みの方は白玉粉だけでお試しください。
タレは黒糖で作ると絶対美味しいのですが、なければ普通の砂糖でかまいません。

食べたいというリクエストをもらって速攻で作って出すと、えっ!?と驚かれます。


レンジで簡単みたらしだんご(2人分)

白玉粉 40g
上新粉 40g
ぬるま湯 約80g(耳たぶ固さに調節する。上新粉不使用の時は水でOK)

*タレ
濃口醤油 大さじ1/2(約10g)
黒糖 20g
片栗粉 4g
水 50g

①タレを作る。
耐熱ボウルに材料を入れてよく混ぜ、レンジ(500w)に1分かける。取り出してよく混ぜ、再び30秒チン。混ぜてタレのできあがり。
*ある程度底の広いボウルを使って下さい。計量カップなどで作ると加熱ムラができてダマになります。

②だんごを作る。
レンジのターンテーブル(無い場合大き目の丸皿)にラップをしいておく。
白玉粉・上新粉・ぬるま湯を混ぜて耳たぶ固さにしたら、直径2㎝位に丸め、ターンテーブルのふちにそって間隔をあけて並べる。
ふんわりラップをかけ、1分30秒チン。

③水でぬらした手で団子をタレのボウルに移し、タレを絡める。
皿に盛り、完成。


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鶏と白菜ときのこのサラダと中華ドレッシング

2009年02月28日 10時27分34秒 | サラダ
白菜のシャキシャキ感がおいしいシンプルなサラダ。
材料は家にあるものでアレンジできます。
白菜はキャベツやチンゲン菜でもいいし、きのこは種類を問いません。


鶏と白菜ときのこのサラダ(2~3人分)

鶏もも肉 1/2枚(そぎ切り)
白菜 2枚~3枚(ざく切りか、手でちぎる)
きのこ 1/2パック(ほぐしておく)
人参 2cm(半月切り)

*中華ドレッシング(混ぜておく)
白葱 5㎝(みじん切り)
濃口醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
酢 大さじ1
ごま油 大さじ1/2
すり胡麻 小さじ1

①鍋に湯を沸かし、鶏を茹でる。
火が通ったら白菜、きのこ、人参を入れてざっと混ぜ、すぐにざるにあけ、流水で冷ます。

②水気を絞って皿に盛り、食べる直前にドレッシングを回しかける。


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匠のチーズリゾット

2009年02月27日 20時26分16秒 | ご飯もの
シェフの主人から教わったリゾット。
すごく簡単なのに、にんにくがきいていてほんとに美味しい。
息子の大好物です。


匠のチーズリゾット(2人分)

マーガリン 大さじ1/2
玉ねぎ 1/4個(みじんぎり)
にんにく 2かけ(スライス)
米(洗わない)1カップ
白ワイン 大さじ3
水 約600cc用意。(米の硬さを見ながら調整)
チキンブイヨン 1/2個(鶏がらスープの素を大さじ1/2でもOK)
エリンギ 1パック(一口大に切る)
粉チーズ 大さじ2~(好みで)
塩コショウ 適量
仕上げのマーガリン 小さじ1
パセリ 少々

①鍋にマーガリンを溶かし、弱火でにんにくの香りを出す。
香りがでてきたら玉ねぎを軽く炒める。

②米を入れて透き通るまで弱火で炒める。

③白ワインを加え、混ぜながらアルコールを飛ばす。

④水の半量を一気に注ぎ、チキンブイヨンを加える。火を強めて煮立たせる。
煮立ったら中火にし、底が焦げないように時々混ぜながら煮る。(粘りが出るので混ぜすぎない)水分が減ってきたら少しずつ足す。米が柔らかくなるまで約15分~20分位はかかる。

⑤少し食べてみて、米の芯がなくなっていたらきのこを加える。
一煮したら火を止め、チーズと仕上げのマーガリンを混ぜ、塩コショウで味を調える。

⑥皿に盛り、パセリを散らして完成。


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レンジで簡単杏仁豆腐

2009年02月27日 11時06分01秒 | 自慢のデザート
昔から杏仁豆腐独特の香りも、クコの実も、あまり美味しそうとは思えませんでした。
そんなある時、スイーツバイキングでぷるぷると揺れる杏仁豆腐に出会いました。
寒天でなくゼラチンを使ったそれは、適度なもっちり感に独特の香りがマッチしていて、クコの実でなくフルーツポンチがのっていました。
私の好みにぴたっと馴染んで、すっかり夢中になってしまったのです。(カップ5杯くらいおかわりしてしまい満腹です・・)
家で繰り返し試作して再現しました。本来なら杏仁霜で香り付けしますが、大瓶しか売っているのを見たことが無いので・・お手軽にアーモンドオイルで美味しく作れるよう工夫しました。
牛乳を主体に生クリームと水をあわせた配合ですが、生クリームを水で薄めるなら全量牛乳で作ればええやろと思われるかもしれません。しかし、全量牛乳で作ると味が全然違うんです。
牛乳だけでも作れますが、材料が揃うなら是非レシピ通りで試してみて下さい。


レンジで簡単杏仁豆腐(グラス3個分)

ゼラチン 5g
水A 30g

牛乳 200g
生クリーム 50g
水B 30g
砂糖 20g
アーモンドオイル 小さじ1/2

缶詰のフルーツポンチ(ミックスフルーツ)小1缶

①水Aにゼラチンを振り入れ、軽く混ぜてふやかす。

②牛乳・生クリーム・水B・砂糖を大きめの耐熱カップに入れ、500Wレンジで3分チンして温める。

③ふやかしたゼラチン、アーモンドオイルを入れてよく混ぜる。

④茶漉しで型に漉しいれ、冷やし固める。固まったらフルーツをのせて召し上がれ。


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りんごとハムとチーズの前菜

2009年02月26日 20時35分18秒 | サラダ
この3つを一緒に食べてみて。すごく相性がいいんです!

りんごとハムとチーズの前菜(2人分)

りんご 1/2個
ハム(薄切りのもの)4枚
スライスチーズ 2枚

①材料の大きさをそろえて切る。りんごは少し塩水にさらし、水気を切っておく。

②皿に3つを交互に重ねて盛る。
好みでマヨネーズをかけても美味しいです。


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なすのしそ巻き

2009年02月26日 20時35分04秒 | 野菜メインのおかず
主人のお母様に教わった料理。
主人の実家の青森ではそのへんに生えている赤しそを使うそうです。
ごはんがすすむヘルシーおかず。

なすのしそ巻き(1~2人分)

なす 1本(巻きやすい棒状に切って水にさらす。)
青しそ 10枚

A赤味噌 大さじ1(無ければ普通の味噌やコチュジャンでも)
A酒 小さじ2
A砂糖 小さじ1
Aすり胡麻 小さじ1

①なすをざるに上げ、キッチンペーパーで水気を拭き取る。

②Aをあわせ、なすに塗り、しそで巻いて楊枝で留める。

③ごま油少々を塗ったフライパンを熱し、なすを並べ、蓋をして弱火で4分、裏返して4分焼く。楊枝を取って皿に盛る。


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マヨがあう!納豆とキムチのチヂミ

2009年02月26日 14時54分02秒 | 卵・豆類・大豆製品のおかず
普通のチヂミに飽きたら是非お試し下さい。
ビールがすすみます。


マヨがあう!納豆とキムチのチヂミ(2枚分。2~3人前です)

ニラ 1束(3cm長さに切る)
キムチ 100g(刻む)
納豆 1パック(からしとタレは使いません)

薄力粉 70g
片栗粉 30g
塩 ひとつまみ
卵(M) 1個
水 100g

ごま油(焼くとき用) 大さじ2

マヨネーズ 適量

①薄力粉~水までをボウルに入れてスプーンでよく混ぜます。(だまができても問題なし)

②ニラ、キムチ、納豆を加え、なじむまでよく混ぜます。

③大きめのフライパンにごま油の半量を熱し、生地の半量を薄く流し広げる。中火で焼き色が付くまで焼く。

④ひっくり返して(鍋蓋を使うと楽です)、ぎゅっとヘラで抑える。パリッとなるまで中火で焼く。もう1枚も同様に焼く。
切って皿に盛り、マヨネーズをそえる。


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簡単すぎ!チョコのとろふわプリン

2009年02月26日 11時56分00秒 | 自慢のデザート
主人がコンビニで食べてうまかった「ロイズの生チョコレートプリン」を再現してくれと、リクエストしてきました。プリンなのに生チョコのような食感で、かなりおいしかったそうな。
主人はその翌日から出張。私は朝から晩までそのプリンを開発しました。
とろふわ感を出すために、ゼラチン・・寒天・・混合・・コーンスターチで固める方法・・と、色々試作していきました。
原材料をお手本にしたものと、私のオリジナルの2種類が完成。
主人に試食してもらうと、オリジナルのほうが味が近くて美味しいと合格を頂く事ができました!
おいしいついでに手間をとことん省く作り方も同時に完成しました。


簡単すぎ!チョコのとろふわプリン(小カップ2~3個分)

卵黄 2個分
砂糖 10g
ココア 小さじ1(2g)
生クリーム 120g
牛乳100g
板チョコブラック 30g
板チョコミルク 30g
ブランデー 大さじ1/2(7g)

①小鍋に卵黄、砂糖、ココアを混ぜ、生クリームと牛乳を少しずつ加えて混ぜる。

②中火にかけ、混ぜながらとろみをつける。端の方がプクプクと煮立ってきたらOKです。

③火を止めてチョコを手で割りいれ、余熱で溶かす。

④ブランデーを混ぜる。

⑤茶漉しなどで型に漉しいれ、冷蔵庫で冷やし固める。


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格安!コラーゲンちゃんこ鍋

2009年02月25日 22時03分37秒 | スープ・煮込み料理
コラーゲン鍋の素って、申し訳ないですがぼったくりだと思います。
1パックでコラーゲン6000mg配合に対し、粉ゼラチン1袋(5g)には4600mgのコラーゲンが含まれています。2袋入れるだけで9200mgですから、手作りすれば格安で、しかも市販のものよりコラーゲンを増やせます。
作り方は簡単で、食べる直前にふやかしたゼラチンを溶かすだけ。ゼラチンを入れたら味が変わらないの?と思われるかもしれませんが、コクが出て美味しくなるだけで、臭みもありません。
スープは生姜とオイスターソースが隠し味。コクがあるのにあっさりとした仕上がりです。


格安!コラーゲンちゃんこ鍋(2人分)

*スープ
いりこだし 500g
薄口醤油 大さじ2と1/2
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
鶏がらスープの素 大さじ1/2
オイスターソース 大さじ1/2
おろししょうが 小さじ1弱
こしょう 少々

*具
なんでもあり。
鶏、豚、白菜、キャベツ、人参、大根、春菊、豆腐、ねぎ、キノコ類など。

*コラーゲンの素(混ぜてふやかしておく)
ゼラチン 1袋半(8g)
水 50g

①スープを煮立たせ、野菜や肉を入れて煮る。

②食べる直前にコラーゲンの素をいれ、軽く混ぜ溶かして食卓へ。

③最後は雑炊にしてコラーゲンをまるごといただいて下さいね。



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5分で!春菊の胡麻ポン和え

2009年02月25日 21時29分10秒 | 5分でスピードおかず
鍋で余った春菊が、5分で美味しいヘルシーおかずに変身。
ざるにのせて湯をかけるだけなので楽なうえ、春菊は加熱しすぎると美味しくなくなるので、この調理法は一石二鳥。
たっぷりのすり胡麻のおかげで、ノンオイルでも美味しい。


5分で!春菊の胡麻ポン和え(2人分)

春菊 1/2束(4㎝長さに切る)
人参 2cm(千切り)
玉ねぎ 1/8個(スライス)

すり胡麻(白でも黒でも)大さじ2
ポン酢 大さじ1弱
砂糖 大さじ1/2

①湯を沸かす間に野菜を切ってざるに入れておく。

②湯をざるに入れた野菜にジャーッとかける。ただちに流水で冷ます。

③絞った②とすり胡麻・ポン酢・砂糖を和えて完成。


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私の十八番!五穀入りヘルシーおはぎ

2009年02月25日 14時58分26秒 | 和菓子
五穀がプチプチはいったヘルシーなおはぎです。
市販のおはぎより柔らかくしたかったので、米の水分を多めに。
柔らかい口当たりに合うよう、もち米にうるち米も混ぜました。

祖母に試食してもらった時、「わたしよりうまいわ!」と褒めてもらったことが懐かしい。

餡はできれば手作りで。*隠し味で一味違う!千種のつぶ餡

五穀入りヘルシーおはぎ(7~8個分)

もち米 100g
うるち米 50g
五穀ミックス 40g
水 300g
塩 ひとつまみ

あんこ 適量(150g用意すれば十分)

きな粉と砂糖 適量(きな粉:砂糖=2:1。甘い方がいい場合は砂糖を増やして。)
塩 ひとつまみ

①もち米とうるち米を軽くといでざるにあげる。
もち米~塩までを炊飯器で炊く。(吸水する必要なし)

②炊けたら濡らしたすりこぎで、粒が残る程度につく。(半殺しといいます)

③きなこのおはぎを作る場合。
ラップを広げた上にご飯をのせ、濡らしたスプーンで広げた上にあんこをのせる。(写真参照)
ラップを茶巾のように絞り形を整える。あわせたきなこ・砂糖・塩をまぶす。



④表面あんこのおはぎを作る場合。
同じくラップを広げ、あんを広げ、ごはんをのせて丸めて形を整える。

*五穀ミックスはなんでもよいですが、もちきびが入っているのがおすすめです。


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隠し味で一味違う!千種の粒あん

2009年02月25日 13時50分45秒 | 和菓子
7年前にさかのぼる、高校生時代。
恋だ部活だと青春真っ只中の同級生たちをよそに、私はただひたすらと・・小豆を炊いていた。
本を見ながら初めてあんこを作ったとき、どうも納得がいかない。
まず、甘すぎる。そして色が薄い。私は真っ黒にツヤツヤ光り、甘さ控えめなのにコクがあるあんこを作りたかった。
色んな本を読みあさったし、祖母の周りの人にもコツを聞いて回った。
そこで有力な情報が・・小豆を黒く炊きたければ、少量じゃなく多めに炊いたらいい。そう聞いた私は早速試したけれど、まだ色が薄かった。
そして自分なりに試行錯誤し、小豆の茹で汁であんを練ったら、美しい黒色になることがわかった。もうひとつ、家庭のような少量で作るには大納言より普通の小豆の方が黒く仕上がる。
甘さは本よりも大幅に減らし、黒糖をブレンドしてコクをだした。
隠し味は、「濃口醤油」。祖母から教わった。
そうして・・すっきりとした甘さと極上の口どけのあんこが完成!


千種の粒あん(多めにできます。約おはぎ20個分を作れる量です)

小豆 250g(吸水する必要なし)

A グラニュー糖 150g
A 黒糖(粉末)50g
A 小豆の茹で汁 200g

水あめ 大さじ1と1/2
濃口醤油 小さじ1弱(5g)


①小豆の選別。虫の喰った小豆を除く。

②小豆をざっと洗い、大きめの鍋にいれ、5倍量の水で茹でる。
沸騰したら差し水をし、再び沸騰したらざるにあげ、ため水で軽く洗う。(渋切りといいます。)

③鍋に戻し、新しい水をたっぷりと注ぎ、強火にかける。
煮立ったら小豆が軽く踊るくらいの火加減にし、指で抵抗無くつぶれる硬さまで茹でる(豆にもよりますが30~50分くらいです)。
時々あくをすくう。水量は必ず、小豆全体が浸かっている状態を保ち、減ったら差し水をすること。

④茹で汁を捨てないよう、下にボウルをかましたざるにあける。
茹で汁は200g計量しておく。

⑤小豆を茹でた後の鍋にAを入れ、煮立てる。
煮立ったら小豆を加え、中火で混ぜながら煮る。

⑥水分が減ってきたら(なべ底にへらで線をかいたらゆっくり消え、へらですくうと固まりでぽってり落ちるくらい。冷めると硬くなるのでゆるいかな?位でとめる。)
水あめ、醤油を入れてまぜ、ひと煮立ちさせたら火を止める。

⑦バットに入れ、表面をラップでぴったり覆い、冷ます。

*こしあん派の人はフードプロセッサーにかけると、栄養価(食物繊維)はそのままにこしあん風になります。

*冷凍保存もできます。



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