Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

冬のお告げを見てしまった

2006-10-19 15:04:26 | インポート
 朝夕の気温がマイナス温度に近い頃となった。
 天気予報は初雪があるかもしれないと報じているのもうなずける。

 午後3時前だというのに薄暗く気温が下がって来た頃、庭や道路脇の落ち葉などを掃除していると、白い粉雪と見間違える虫の飛んでいるのを見た。
 「雪虫」がふわふわと飛んでいるのだ。
 「雪虫」は俗称だが、北海道に住む者にとっては、冬の到来を知らせてくれる馴染みの虫である。
 「雪虫」はアブラムシ科のトドノオオワタムシなのだそうだが、この虫が見られるようになると、もう初雪が近い。
 大発生すると、服について始末におえない時もあり、うっかり息といっしょに吸い込んでしまいそうになることもある。
 一方、粉雪のように優雅に舞う可憐な姿から、雪の妖精を連想させる初冬の風物詩でもある。
 
 数匹の飛来なのに、しみじみと秋の終わりを痛感してしまった。
 冬のお告げを見て季節の移り行くのを確認し、冬支度をしなければならない。