久しぶりの神居古潭は、秋色の盛りを過ぎた冬期を目の前にした景色に見えた。
この時期の昼間の日差しの角度は独特の陰影で、白い吊り橋と残った枯れ葉を付けた木々を映す石狩川の流れが、ありのままの自然の風景として眺めることが出来る。
旭川市の有数な観光資源なのに、手入れが行き届いていないので、あちこちに何年も経った風倒木はそのままにされ荒れている。
そのため、考え方を変えれば、自然の姿が自然に残されていることになるので、人工的に手が入っているのに、自然公園などと無理して観光地化されている公園に比べれば、この方がよっぽどいいのではないかとも思う。
気温が氷点に近い晴天の今日は、冬支度の服装でなければ神居古潭の景観を見ながらの散策はきびしい。
とうきび売りのおばちゃんは
「いっそのこと雨でも降ってくれないと店を閉められないからね」
と客の少ない今日も、店を開いている。
「土日は客が多いからトウキビ売るけれど、もったいないから今日はトウキビを茹でないんだよ」
と、ここでトウキビを食べることを楽しみに来た僕を落胆させた。
この時期の昼間の日差しの角度は独特の陰影で、白い吊り橋と残った枯れ葉を付けた木々を映す石狩川の流れが、ありのままの自然の風景として眺めることが出来る。
旭川市の有数な観光資源なのに、手入れが行き届いていないので、あちこちに何年も経った風倒木はそのままにされ荒れている。
そのため、考え方を変えれば、自然の姿が自然に残されていることになるので、人工的に手が入っているのに、自然公園などと無理して観光地化されている公園に比べれば、この方がよっぽどいいのではないかとも思う。
気温が氷点に近い晴天の今日は、冬支度の服装でなければ神居古潭の景観を見ながらの散策はきびしい。
とうきび売りのおばちゃんは
「いっそのこと雨でも降ってくれないと店を閉められないからね」
と客の少ない今日も、店を開いている。
「土日は客が多いからトウキビ売るけれど、もったいないから今日はトウキビを茹でないんだよ」
と、ここでトウキビを食べることを楽しみに来た僕を落胆させた。