Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

自然界に異変が起きている、のか?

2006-10-08 00:04:13 | インポート
 去年までは、家の周りにうるさいほどいた野鳥の声が聞こえなくなり、寂しい気もするが、例年に比べると、めっきり減った。

 山に餌が豊富にあるのか、たまぁに「キヨッ、キヨッ」と赤ゲラの、「チー、チイー」とシジュウガラ、「チュン、チュン」と雀の声が聞こえることがあるので、野鳥がいるなと耳をそばだてるが、それまでである。 
 虫の発生が多かった初夏にかけて、我が家の軒で3回の子育てをした雀も現れなくなったが、雀のお宿はどこになったのだろうか。

 トンビもカラスまでも来ないので、庭が糞で汚れることはなくなった。
 さながらヒッチコックの「とり」状態で、勇気を出して歩かなければならなかったのに皆無だ。不思議なことだ。何かが起きているに違いない。

 この春に雀が集団死した原因を調査していると、メディアは報じたが、その後は話題にもならないから、調査不能ということか。

 この10年近くは、10月になると日向ボッコでもするように、スコットカメムシで外壁がいっぱいなり、その後家中に入り込み、絶え間なく室内で悪臭を放って、4月まで居座るので、悪戦苦闘の憂鬱な日々が続く冬期を過ごして来たが、この異変のためだろうか、今年は現れない。
 昨冬は自室での捕獲数を記録した結果、10月は約160匹で4月までで約950匹になった。
 元の生態系に戻るのか、今冬はこれがゼロだといいのだが、来ないでほしいと願っている。
 元の生態系といっても、以前は5~6種のてんとう虫が飛来して、同じように悩ませられたのだが、今年は夕飯時の上空を少々のてんとう虫が回ってイライラさせられる程度なのだ。
 まだこれから気を許せない。自然界には人間が感知できない何かが起こっている。