Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花便り-1 クロッカス

2009-03-30 23:21:54 | 自然の恵み
プラス5℃なのに雪がちらちら舞落ちてきます。
その合間に春の日差しも降り注ぐ時は、春が来たことを実感します。

雪はねがしっかりされて地面が露出した箇所は、待望の土がのぞいています。

寒さに耐えていたクロッカス(Crocus)が、春を告げる使者のように、いち早く咲き出しました。

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     気温が上がるまで、寒さをこらえて開花を待ちます。

マイナス気温でも耐寒性の強いクロッカスは、暖かい地方においてころから既に開花しているはずです。
当地では雪が消えた地面から待ちかねていたように、春の陽に促されるように一番先に現れて順次咲き始めるのです。

白の他に黄・青・紫など観賞用の品種が多く、植えっぱなしにしておいても大丈夫です。

色とりどりに咲いた後で、球根を色別に分類して置くと、翌年の花壇設計に役立つのですが、毎年そのままにしてランダムに彩る可憐な花に癒されています。

そんな可愛いクロッカスの花言葉は「信頼・歓喜・青春の喜び・切望」なので、卒業・進学・入社・出発などの季節にぴったりです。

クロッカス(Crocus)の名前の由来がギリシャ神話する美青年クロッカスなのだそうです。

「美青年クロッカスは、スミラックスという羊飼いの娘と相思相愛の仲になりましたが、神々に反対され自殺します。
花の神フローラは、こんな二人を哀れんで花に変えたのだそうです。娘スミラックスは、サルトリイバラになりました。」とさ。

ギリシャの結婚式では、クロッカスとサルトリイバラを、愛を秘めた花として用いるんだって。

もう一つの神話に、ヘルメスとその婚約者クローカスの悲話もあるますよ。