Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

粘土のような雪

2009-03-14 22:43:36 | インポート
歌手ジェロさんが歌ってヒットした「海雪」の歌詞には「海に降る雪・積もることのない雪」とあります。なるほど、これが海雪か-。

雪の字が付く名詞について、2008年2月25・26・27日のブログ「冬のくらし雑感」で書きましたが、新沼謙治さんの「津軽恋女」の歌詞に出で来る雪の種類です。「海雪」は新種?の雪です。

10cmほど降った今日の新雪は、湿雪で小雨も降ったので「粘土雪」と表現した方がぴったりです。こんな呼び方がはないのですが、可塑性のある雪が一面にへばりついた感じで、 雪だるまを作るにはもってこいの粘土雪です。

滅多にこんな現象はない重い湿雪なので、除雪を控えてそのままにしておきました。気温が高くて雨も降るので、その内融けてしまうだろうと予測したからです。

屋根に積もった雪は、その重さと気温の高さで、すぐに滑り落ちて窓をすっかり埋めてしまいました。

     

車庫の屋根に残したままの堅雪(カタユキ)も、ゆっくり滑りながら落ちました。

         ?

人が通らない道路脇なので、落雪の害にはならないけれど、これでめいっぱいの量で、これ以上の積雪があると始末に困ってしまいます。

昨夜から北海道は大荒れの天候なのですが、当地は少しの降雪で穏やかな日でしたが、午後8時過ぎると突風が吹き、木々は轟音を響かせて怪しい雰囲気の天候になってきました。

日中の粘土雪は、やがてザラメ雪に変化した後、表面が凍って堅雪になっているので、明朝は雪面上を埋まらずに歩くことができるでしょう。