Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

卒業式の「はなむけの言葉」

2009-03-13 21:55:42 | インポート
今日は中学校の多くが一斉に卒業式をあげたと報道されました。

学校に限らず、あることを体験したり専念していたことを底力にして、一ランク段階を上げて進む時にも「卒業」が使われます。

決められた課程を修めて学校などを去る卒業式を「巣立ち」「旅立ち」に例えて、これまでの仲間から離れて、個人が新しい未知の世界に突入する出発の「門出」であり節目なので、特別の思いが生まれます。

卒業にあたって「はなむけの言葉」が、挨拶に挿入されて卒業生に贈られます。

荒海に出航する船に例えて、熱っぽく語られることもあり、自立・判断力・絆・自己責任・健康・感謝の念・社会貢献などと、ズシンと心に浸みます。

希望や期待を込めて語られたはずなのに、何度かの卒業式で聞いたはずの「はなむけの言葉」を思い出せないのはなぜなのだろうか。(これって私だけ?)

ということは、それを語ったはずなのに覚えらていない確率が高いということにもなります。

別の世界に入ると、その世界での課題を自らみつけているからなのかなー。

旭川にしてはプラス6℃にも上昇した春の陽気の今日、「旭川調理師専門学校」の古式豊かな卒業式に参列しました。

旭川調理師専門学校の母体である北海道浅井学園の理事長の感銘深い挨拶に聞き入りました。

はなむけの言葉」の手本のような格調の高い内容を、卒業生がどのように受け止めたのか分かりません。

一年間泣き笑いを共にして修業に励んだ仲間との、晴れ着で記念写真を撮る場面での、卒業生の和やかな笑顔が印象的でした。

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立派に食文化を担ってほしいと思います。