モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

DUCATI250マッハ1 エンジン駄目出し

2019年07月09日 | メンティナンス
DUCATIマッハ1 レーサー仕様が入車。

数十年の放置を経てのエンジン分解点検。

まずシリンダー上を分解する為に余分な部品を外していくのだが、タコメーター取り出し口を外すと

回転取り出し部の出っ張りが無い?良く見ると割れた部分が落ちていた。。出始めから嫌な感じ。。








そしてスタッドボルトを抜けばヘッドが外れるはずなのに、コレがどうしても外れない。

無理にこじるとフィンを割るのが必至なので、マウントボルトを抜きエンジン自体をずらしてシリンダーから抜く作戦に出た。








今度は簡単に抜けるはずが抜けない?シリンダーとピストンが錆びてるようだ。

CRCをプラグホールから吹き込んでしばらく放置。




この状態でなんとか抜けた。






ピストンはリングがしっかり錆ている。









それでもスリーブに深い腐食は無いので、オーバーサイズボーリングでいけるだろう。



スリーブ下から燃焼室を見ると、そこそこ錆が目立つ。








これがまたシリンダーとヘッドの分離に一苦労だった。


どうも前に一度ピストンクラッシュを起こしたんじゃないかな?

修正すれば燃焼室もキレイになるだろう。


クラッチ回りはケースを外すと。。。

クランクエンドにベアリングが入ってない?







ケース女ネジ側に破損1箇所。







ステーターは40wのしょぼいタイプが(レーサーだったから使ってないが)付いてる。







取り合えずここまで、また続く。



コメント (4)
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