稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

夏日ながら健在だったヤマメ

2021年06月08日 | トラウト
 梅雨の晴れ間、朝から暑い。

 さぞかし水温も上がっただろうが、ヤマメたちへの影響はどうか?

 そんな心配をしながら入渓した地点は長い瀬。

     

 ミノーの第1投。

 すぐにかかった。

 が、水面にパシャッと姿を見せると逃げてしまった。

 「ンー、小さかったな」と思いつつ同じ場所から第2投。

 これにもかかった。

 そして同じくバレ。

 「連続とは、今日は活性が高そう!」と慎重に構えなおす。

 第3投にもまたまたかかった。

 「すごい!」

 が、上がってきたのは丸々としたカワムツ。

 「君かァ」とがっかり。

 水温を測ると20℃。

 ここは笙の川水系でも元々水温が高いところ。

 いよいよカワムツが沸き始めたようだ。

 そこから数歩進んでさらに遠くへ投げる。

 またまた・・・そして今度は。

     

 体高も十分、きれいなヤマメだ。

 ヤマメたち、カワムツのちょいと上流にいるという経験知どおり。

 その後もヤマメたちは活発。

 ところが後半に入ってリールのトラブルで釣り糸のからみ。

 その解きほぐしに時間を費やすことの繰り返し。

 こうして陽は傾き始めてしまった。

 残念。

 しかしこの水域がこれほど活発になるのも珍しい。

 増水あってのことかもしれない。

     

 けれども夏日が続けば、ヤマメが姿を消すのも時間の問題。

 今日という日は幸運なめぐり合わせだったのかもしれない。

     

 本日 水温 20℃ 
     ヤマメ 12匹(16~22cm)
コメント
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