よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

タケノコ最盛期!

2005年05月22日 | 農家ブランド

今日は久しぶり、親子三人で出掛ける。
病院にお見舞いに寄り、帰り来月頭にオープンの古川「食の蔵」視察。
面白い雰囲気を持っているけれど、ホントにうまくいくといいな!
という期待感とともに、何となく不安もある微妙さを感じる。

夕方、タケノコ堀り。
うちのタケノコは採れる量が一年おきで、今年はあまり期待できない・・・
はずだったのに、どうやら今が一番の量のようで、どっさり収穫。
他と比べ、極端に云うとあく抜き不要で柔らかいのが自慢のタケノコ。
が、最近では竹藪がその領土を徐々に拡張し、生えている環境も様々に
なってきたので、茹でる際は一応、灰と唐辛子をタップリと入れる。
どちらも職業柄不自由しないのも大きな利点だ。

茹でる量もハンパではない。
数年前タケノコ専用に鉄工所に作ってもらった大釜。
普通の家庭の浴槽よりやや小さいくらいのもので、薪をくべて一気に。
ガスでは美味しくならない。

うちが最盛期になるということは、他の出荷者も最盛期なわけで、
生での出荷だとロスも出るし、段々と室も落ちてしまう。
なので、時期を見計らい「茹で出荷」に変更する。
前述の大釜で、収穫して直ぐにボイルなので、美味しくないわけがない。

最近ではタケノコで覚えてくれて、この時期になるとわざわざ直売所や
自宅に電話をくれるお客さんもいる。ありがたい。
 掘る楽しさから味わって欲しいと「タケノコ狩り」も構想中なんだけれど、
いつになるか、膨大な量の間伐作業を、今年もマメにやるしかない。