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よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

符合。

2017年06月29日 | Weblog

昨日のブログで久松さんの本を出したら、卸先GAIA代表清水さんもブログで久松さんのことを書いていて驚いた。不思議な符合だ。

昼に清水さんから電話が来て久松さん、農業のことをちょっと話した。

清水さんにも事あるごとに未来の形を相談、というのか意見を聞いていて

お盆は参考になりそうな宿に一緒に泊まってくる予定だ。





このところそんなことが重なる。

魚柄先生から、

「筍だけじゃなく、せっかくだから竹にまつわる面白そうな本があるけど、読む?」

と連絡もらって送っていただいた。



そしたら次に



竹の本がまた送り主不明でネットから直接届いたので、

「これも読んでみて」

といういうことかと思っていたら昨日やってきたプランナーまつむらくんが「読んでみてはどうでしょう?」と送ってくれたものだった。

着想する風景として竹林は気持ちがいいし、ここを何かにしたいもんだなぁ〜という気持ちがある。

こういうのもありがたい。





最近お客さんからの直接注文、飲食関係の引き合いのご連絡が多い。



今日は、多賀城図書館のカフェ「パブリックハウス」でのランチメニュー「よっちゃんチキンBBQプレート」が人気のようで、

都内の系列店でも使いたいとの連絡を頂いた。

ありがたい。



いろいろ 込み でいいと思うのがよっちゃん農場。そっからは付き合ってくれるお客さんにおまかせしたい。




よっちゃん農場解体。

2017年06月28日 | Weblog


ずっと前に買ってあったが、じばらく寝かせて、いざめくり出してとびとびで1ヶ月かかってやっと読み終えた。

脱サラして農園経営されてる方だが、脱サラならではの視点が面白かった。





今年、県の6次化支援事業に応募して採択頂き担当になるプランナー、デザイナー陣、そして行政な方々と初会合。

初回から濃密な時間になった。たのしい。


跡を継ごうとよっちゃん農場として唐辛子の加工を初めて15年。

商売経験がまったくなかったので手当たり次第にあれこれとやってきて、

ここ数年、

やれることは一周、一廻りしちゃったなぁ という感覚がずっとあった。

あらゆることがコトバ遊びの繰り返しのように聞こえ、燃えない。



時代も変わりいろんな発信の切り口があるなか、やれること、興味があることはやってきた。

今では「6次化」という言葉になってるけれど、自分なりのやりかたで専業で農業をと考え抜いて始めた形、

食うため、生活するためにそれは必然でもあった。


よっちゃん農場と。

という視点の中でも、ここに暮らす1人としていろんなものを切り分けながら発信もやっても来たが、どうも消化不良な感が拭えない。

切り分ければ切り分けるほどに不自然でもあったのかもしれない。

やってきたことに後悔はないが徒労感は拭えない。

上記筆者とはまた違いここで生まれた自分では出来ないこと伝わらないジレンマもある。

そこんところをもっかいやりたいと思った。やっぱり取ってつけたような事はやれない。




そういう沸々とするものを抱えつつ、それならそれなら、と自分に問うと、

やはりよっちゃん農場に全てが詰まってる。

仕事というものが表現ならば、やる場所は苦しさも楽しさも経験させてもらったよっちゃん農場という事業以外にはない。




それを、漫然とということではなく、これまで自分の感覚を信じて歩んできた道だけれど、

ここでリスタートしたい!と考えていた所に今回の話がきた。いいタイミング。

他者の視点を入れてじっくりと言い合いながら見出す方法もおもしろいのではないか、委ねる、というのとは違い、

そこを経て舵をとっていくのはやはり自分で、そこをもっと突き詰める時期がきた。

より肉厚に。



幸いにして応募してくれたのが、同じ地元に暮らすデザイナー・ブルーファーム早坂くん、

そしてずっと仕事をしてみたいと思っていたプランナー・ムードセンターまつむらくん。



一年かかってよっちゃん農場を解体してもらい自分で組み直しながら、

視界をすっきりとさせていきたい。


やはり目指すは佐藤農場だ。

くるみちゃん2017。

2017年06月26日 | Weblog


先週末、ピンポイントで畑が程よく乾いたタイミングで今年のくるみ豆種まき。



復活真近の腰がもげそうだった。。。一昨年の豊作よふたたび!



加工場も忙しいが合い間をみて2度目の草刈突入中。






夕方チョビ隊長と裏山巡り。イノシシ目撃情報がすごいのでマーキングばんばんしてらわんと!

久々にサムと遊ばせてみるが、やっぱオス同士、ケンカが止まらない。

しばらくほっとくが止まらない。が、どっちも強くなってほしいので止めない。






この時期にめずらしい白菜を頂いたので、季節外れのナベ。




柔らかい白菜でうまかった〜。



還暦以上は口出すな。

2017年06月23日 | Weblog


ちょっと遅め、直売所グリーンアップ春の研修で女川へ。



研修先をどこにするかと悩んでたとき、



女川もいいなぁと思っていたところ、通称・県庁ズの山田さんがいるし!といろいろ相談しました。

彼は現在県庁から女川へ出向して5期目とのこと。

直売の研修ではあるけれど、復興過渡期の女川水産業から学ぶことも多いだろうとプランニングしてもらいました。






着いて早々、復幸まちづくり合同会社の阿部代表のお話。

生業は新聞販売店店主。

震災直後、街も家も流されて機能しない中「自分たちで動いていかなければ!」と、商店街の自営業の仲間と出資しあい立ち上げた会社の代表も兼務。

象徴的だったのは「還暦以上は口出すな」と始まった組織の意思。

表面的に捉えてしまうと還暦以上はカチンと来ますが、震災から街や人を復興に向かわせるという目標に向かうにあたり、

年配の方々の持つ力やノウハウも存分に借り活かす。
けれど中心に居るべきは10年、20年責任を持ち続けられる世代であるべきだ。という意思表示。

立ち上げには重鎮の方のバックアップもあったというけれど、その心意気が素晴らしい。


それと根本がそれぞれ生業の商売を持っているので、

街のためにもなる活動をしつつそれが各々の生業にも活きるように、という考え方、

大変だとは思うけれどそこがブレてしまうといくらいいことやっても無理が来る。バラバラになる。

現在は女川の商品を新たに緩やかに繋げるブランディングと発信、

そして女川水産業の体験プログラムを核に活動中とのことです。

冷静な面もあり、震災があってもなくても人口減から始まる地方の問題も頭の隅に置きながら

いわゆる復興特需的な注目に応えるだけにならぬような視点を持ち合わせているところもいい。

根本の志があるので、取って付けたような事業にはならないんだろうなと思いました。

民設民営の組織が自由に発想し、そして山田さんがうまく行政からバックアップしてる連携はうらやましくもある。


商工会や観光協会とか最近ではNPOとか各地域に同様な組織はあるのだけれど、

連携という点ではそれぞれが自己完結に陥りがちな中、実際は大変なところはあるにしろ、ここうまく回っているなという感じを街を歩いても感じました。




授業の後は水産業体験。

ほんとはホタテ作業の予定でしたが諸事情あってプログラムチェンジ。



藤崎催事などに出展していたころお世話になったマルキチ阿部商店の女将さん登場。

この人に会うのも目的でした。震災後、工場もお店も流されてしまった中、仮設店舗を訪ねたことがありましたがそれ以来。

せっかくなのでと女将直々の指導で看板商品の「秋刀魚の昆布巻き」の製造体験。

夢中になりすぎて完成写真は撮り忘れましたが面白かった。

後日、仕上げしてもらってからお店に送ってくれることになってます。




その後は自由時間。

キレイに蘇った新生・マルキチ阿部商店。真ん中の看板は津波から生き残ったシンボル。

お弁当部門まで始めててびっくり。



ダンボルギーニも見ました。撮り忘れたけどダンボールで作ったスターウォーズのロボットもあった。




山田さんに案内してもらいましたが、時間が足りない!

あっちもこっちもじっくり見たい店ばかりでした。

テレビでよくみるこの風景も、半分は新しい人、新規起業のお店もあります。

建物ありきでソフトを決めるのではなく、ここでも発想が逆で、

やりたい!という人達が話し合い建物を作ってるとのこと。

この通りの向こうから朝陽が上がる設計も素敵です。





あ、うちのバンドメンバーデザインの商品もたくさんありました!




女川、とても良かった。

ほっかぶり、ミヤギノチルドレン、次にどっちで訪れるのが早いか、楽しみです。


山田さん、女川のみなさまお世話になりました!


明日は朝夕ネットの定期市。

2017年06月14日 | Weblog


もう月末まで予定がテンコ盛りだ。


明日は早くも朝夕ネットの定期市。

採れれば唐竹、惣菜も筍シュウマイと直子ちゃんのズッキーニシュウマイ。

正彦師匠の淡竹の煮物がべらぼうに美味いはずです。

青い虹とのコラボも久々に。よっちゃんサブレ、

よっちゃんちの金のいぶきの玄米カンパーニュ、

なんばん味噌チーズと揃います。


朝夕ネット素材のお弁当もありますので、欲しい方は誰かに連絡を!

晴れそうなので張り切って行きます。

夜はそのまま打合せ。


月末からは今年の核の1つであろう、初めてのコラボプロジェクトも始まるので気が抜けない。

これからますます忙しくなるので腰を早く治したい!治って欲しい!





冬からたけタケ竹・・・と騒いでいたら魚柄先生が本を送ってくれました。

昔のものなのでだいぶ読みにくいですが、心して読もうと思います。