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よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

南三陸ワカメ仕事のお手伝い。

2013年01月12日 | 復興プロジェクト

早朝に出ると早い。南三陸まで1時間30ほど。

これでも休憩しながらだから、渋滞でこんなに変わるもんだと驚きます。

昨日Hさんからお誘いを受け、今日はワカメの間引きに行きました。



朝いちに元Hさん宅があった場所の作業小屋へ。

ここに震災前には数件あったお宅が跡形なく流されました。港は直ぐ目の前。

ご家族みんなが助かったのは軌跡です。

作業小屋もただ今新築中でした。





港から養殖圃場まで10分ほど。年に一回あるかないかの凪状態、しかも想像したほどの寒さではなくでホッと一安心。

船の端っこについた取っ手にワカメのロープを引っ掛けて作業していきます。


最初は間引き? とわからなかったのですが、野菜と一緒。

昨年秋に植えつけたものが育ち、今の時期に成長を妨げる小さいワカメや育ちの悪いのは切ってしまう。

それによりシーズン時に選別の手間もなく、また適度に間引かれたことにより形の良いものがそろう、という大事な作業。

Hさんによるとこれをやるやらないでは、作業も実入りもまったく違った結果になるとのこと。

それでもワカメのほか、ホタテや牡蠣など他の種類の養殖もやっていると中々手の回らない仕事だそうです。

一株一株、手と刃物を使っての手仕事、地道な作業です。


「今はまだ一度に全部再開なんて出来ないから、まずは再開出来たワカメをしっかりとなっ!」

ともくもくと。




驚いたのは海のキレイさでした。

「震災ん時、真っ黒い波だったべ~。 あれは地上もそうだげっと海の中の汚れもいっぺー混じってだ。

 人は大変な思いさせらったげっとも海はいっぺんあれで掃除されたようなもんだ。おそらぐここ4,5年は養殖良いんでねーがな」

本当にキレイでした。









2時間ほど沢山の話をしながら作業しました。 採っているは紛れもない新わかめなので気合が入っちゃいます。

(あ~俺の海仕事したワカメが誰かの口に)と思ったらやっぱり真剣、そしてうれしいし。


こういうのっていい。貴重な体験。

普段は奥様がたと新聞バックを中心に話してきましたが、

海の人たちの生業に関われて話を聞ける、という人付き合い。

ダンナさん、海仕事も好きだけど釣りも好きらしく震災前は釣り船やさんもやっていたそうで、

新聞バックだけではなく、海山でそういうのも含めた企画をぜひやりたいと思います。

またお誘い頂いたので、本格的な出荷作業も手伝いたいし釣りにも行きます!


なんぼ、凪、といっても船が近くを通ったりするとグォンと酔いが来ます。

そして下を見て作業しているので、それによってまたグォンと酔いが来ます。

薬も飲んできたのですが、、、、気がつくとカミサンが沈黙・・



ギブアップ。今回私は全然平気だったのですが、これは不思議ですね。


きりの良いところまでやりたかったのですが、無理をしなくてもいいぞぉ~!とダンナさんに行って頂き作業は終了。


帰りに違う圃場、昆布とかのも案内頂いて戻りました。


ウチにいってお茶とお昼ごはんまで頂いて来ました。

新わかめのおひたしにお味噌汁。すじこ。アワビにタコのお刺身。どんこの煮付けまで堪能。

海って、宝庫だなーと実感。


あーおもしぇがったぁ~!



南三陸の街。
震災瓦礫の山が消えたと思ったら、今度は掘り出したコンクリ基礎のガラ山積みでした。










バレンタインの新聞バック。

2013年01月09日 | 復興プロジェクト


のんちゃん、今日が初出勤。

まだ本格始動に間があって、よっちゃん勤務は半日に。

午後は新聞バック折り。



私も「みっち&のん産業」の下請け「取っ手巻き巻き職人」として参戦

4時間集中。

大四万十祭でお会いしたSさん、Mさんの繋がり、そしてT和総研Kさんの新聞があり助かりました。


今回のは滋賀のT社長からご要望頂いたバレンタインバック。先日四万十インストラクターの方に教わったハート形です。

特殊な折り方なので、最初は思い出すのに苦労したようですが、思ったよりも順調。



ええでしょ。




寒の入りだけあって、寒さが本格的。
メルは一日中薪ストーブの前にゴロリ。。。






今年の締めの新聞バックプロジェクト。

2012年12月25日 | 復興プロジェクト


昨日からモリモリと雪がつもり、しかもかなりの冷え込み。


今日は四万十から畦地さんが来られ、仙台の某企業にて打合せ。

なので渋滞にハマっていられないと新幹線に切り替えました。正解。







順調に会議を終えて、来年新聞バックプロジェクトのお披露目会場を下見。いい雰囲気。


今年は再び四万十に大変お世話になりました。

畦地さん、そしてデザイナー梅原さんを始め、チーム四万十には沢山の事を感じさせていただいた。ものすごい刺激です。

学んだ、と言えるように頑張らねばなぁ。



手仕事には間違いない価値がある。それを軸にしたプロジェクト。面白さ、普遍性もたっぷり。。。

それを中心に据えてるところではズレてはいないと思う。

・・・スランプだなぁ。

ほっかぶりのように膨らむイメージが湧いてこない! 溢れない!




こりゃぁ問題だ。


んでも一人ではない。

それが救いだなぁ。






午後から、町内会場にて先日インストラクターになって頂いた方がたと急遽「復習のワークショップ」を開催。

ほんのりとしたいい雰囲気でした。

基本はこういう「場」の拡散でいい。

これに変な力が加わると、おかしくなっちゃう。


時代に囚われない価値を含むからこそ、取り組む側、一人ひとりの温度がとても大事。


それをキモに命じよう。


しかし、雪がすごい。



こもる。

2012年12月11日 | 復興プロジェクト


カミさんのんちゃんは加工場。

私はたまりにたまったデスクワークでパソコンとにらめっこ。

なんだか最近Macが調子悪い。


考えることはたくさん。

んでも全部が少しずつ、少しずつだけれど動き出してきた。

もう少し。

もう少し進むとレベル1、という感じ。






山の下見を兼ねて、ちょびを連れ出す。
深い雪にいっぱいいっぱいの様子だが、
こちらも少しずつ慣れてきた。

話が進む。

2012年12月10日 | 復興プロジェクト


朝から積もった雪に驚き、

驚いている暇もなく雪かき。

スノーダンプを新調しバリバリ運搬。

久しぶりに使ってみると「こりゃぁ~便利だぁ~!」と驚きました。






午後、仙台から某企業さまが来訪。

先日「東北新聞バックプロジェクト」で伺い、それを受けてさっそく具体的な活用プランを提案頂きました。

とてもありがたい内容で、気合が入ります。同時にいい意味でプレッシャー!

地元の企業さまというのが何ともやっぱりうれしいです。

また、活用というだけではなく、こちらの活動拡散の場まで用意頂いて今後の拡がりも期待でき、

本当に感謝です。

近いうちに具体的に発表出来るかもしれません。


2月までジックリと考えて、詰めて、いい形で臨みたいと思います。



いい一日でした。