3月定例会文教民生常任委員会

　3月13日（火）、私が所属する文教民生常任委員会が開催されました。
　付託を受けた議案は14件、請願1件、議会による事務事業評価確認事項、理事者報告等、盛りだくさんの審議でした。
　議案の中には、給食センターの今後の運営方式を民営化も含めて検討する「西脇市立学校給食センター運営方式検討委員会」設置条例、来年度から兵庫県が保険者となる国民健康保険税条例関係の議案、3年に一度の改定となる介護保険条例の改正等がありました。
国民健康保険税は、年額では、上限額が54万円から58万円に上がりますが、一人当たりでは北播磨5市1町の中で三木市に次ぐ8万9165円になります。西脇市の介護保険料は、月額が700円アップの6200円になります。西脇市において、高齢化率が高く、介護サービスの利用も多いためですが、国民年金受給者にとっては厳しい内容となります。
　請願審査では、和田町区長から出された『西脇市和田町でのパチンコ店（ミクちゃんアリーナ）の営業に反対し、これ以上の新規パチンコ店の出店を阻止する為の施策を求める請願書』でした。
　和田町区長から意見が述べられたのち、活発な意見交換が行われました。私は、これ以上のパチンコ店や風俗関係の店が西脇市に出店しないように、議会や行政が協力して知恵を出すべきだという観点で意見を述べました。私は採択に賛成の討論を行いましたが、採決の結果、請願は2対4で不採択になりました。傍聴に来られていた関係者の方々は、一様にがっかりされていました。
　事務事業評価確認事項では、①西脇健康ポイント制度②手話奉仕員養成・啓発講座開催事業について、担当課から進捗状況の説明がありました。
　その他の事項で、私の方から①平成30年度西脇市待機児童の現状について②待機児童解消に向けた取組について、担当課に質疑を行いました。平成30年度では、残念ながら、6名の待機児童が2歳児で表れています。
　理事者報告では、①西脇市障害者基本計画・第５期西脇市障害福祉計画の策定について②第７期西脇市高齢者安心プラン（西脇市高齢者福祉計画・介護保険事業計画）の策定について③兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の会議結果について④西脇市一般廃棄物（ごみ）処理基本計画の策定について⑤給食への異物混入について⑥西脇市文化・スポーツ振興財団（にしわき経緯度地球科学館）への市職員の派遣についての6件が報告されました。