東播磨消費者ひろば展

　東播磨消費者団体協議会が主催する「平成19年度東播磨消費者ひろば展」が、加西で開催されました。明石から多可町までの広い地域を対象とした会ですが、女性の方が中心となって消費者としての学習とそれぞれの地域特産の開発に積極的に取り組まれています。創設35年という長い歴史を持っており、東播磨の市町持ち回りで、毎年開催しています。
8年前には、黒田庄町で開催され、私も町長としてかかわらせていただいたことがあります。皆さん熱心な方ばかりで、ひろば展の開催に向けて何度も会議をもたれていました。
現在、中国で製造された餃子の食中毒問題が連日報道されています。また、昨年来より食品の偽装表示問題が大きな課題になっています。さらに、クレッジットカードなどの多重債務問題、霊感商法、架空請求など、消費者を取り巻く様々な問題が起こっています。消費者団体協議会が、「賢い消費者」を育てる活動や消費者問題を啓発するために、今後とも頑張っていただきたいと願っています。
今日の「ひろば展」で、各市町の特産品の即売会が開催されていましたので、多可町の「鯖ずし」を買いました。西脇市からは、エプロン、生しいたけ、せんべいが販売されていたのですが、私が行った時はお店の方が居られず買うことができませんでした。また、玄関口では播磨農業高校の生徒が花の即売会を行っていたので、カーネーションを買って帰りました。

ＴＯＳＳ五色百人一首協会

　先日（２月３日）、私の事務所に「ＴＯＳＳ五色百人一首協会」の先生方３名が来られました。日本の伝統的な文化である百人一首を子ども達に親しんでもらおうと熱心に取り組んでおられます。それも、百人一首を５色に分け、２０枚ずつ取るというのですから、初めての子どもでも参加しやすいと感じました。
　３名の方とも小学校の女性教師で、その内の一人は私が黒田庄中学校での教え子でしたから驚きました。苦労して小学校の教師になり、今加西の小学校に勤めています。中学校時代から物事を前向きに捉え、部活動や生徒会活動を積極的に行ってきた生徒でした。その生徒が、今立派な先生になっているのに出会い、嬉しい気持ちになりました。
　「ＴＯＳＳ五色百人一首協会」の先生方は、百人一首だけでなく、夏休みには自主的に子ども達を集め、宿題教室や体験教室も行っているそうです。また、若い先生方を対象にした勉強会も開催しているようで、感心しました。私も、中学校の教師だった頃、時間があれば様々な公的、民間を問わず勉強会に参加していました。教師自身が自分の指導技術や自分自身を磨くために積極的に学校外の活動にも参加して欲しいと思っていましたので、そうした活動を自主的に行ってくれていることに、驚きと感心をもって話を聞かせてもらいました。
　私への依頼は、「ＴＯＳＳ五色百人一首」の兵庫県大会や近隣での大会への支援ということでしたので、喜んでさせて頂くことにしました。また、教え子が４月に若い先生方を対象に、西脇・多可地域で勉強会を行う計画を立てていますが、時間が許せばぜひ参加したいと思っています。