5月21日(水)、西脇図書館「お話の部屋」で行われたキラキラ星の皆さんの読み聞かせを見学させていただきました。
キラキラ星は、藤本忍(しのぶ)さん、服部美智枝さん、戸田明代さんの3人が中心の読み聞かせボランティアグループです。子どもだけでなく、「お父さんやお母さんの心の中に『キラッ』と輝く思い出が残ってほしい!」そんな願いを込めて活動されています。結成15年を経過されたそうですが、いつも仲良しグループの皆さんが、子どもたちの絵本の面白さを伝えたいと頑張っておられます。
キラキラ星の中心的存在であった藤本さんが、手足や顔などの筋肉が次第にやせ細り力がなくなっていく病気を発症されました。それでも、電動式車いすに乗り、仲間の皆さんや家族に支えられて、読み聞かせボランティアを続けておられます。本当に頭が下がります。藤本さんは、大阪生まれで、大阪で保育士を勤めておられました。縁あって、ご主人の故郷である西脇市へ嫁いで来られました。西脇市でも、幼稚園・小学校の学童保育に勤務し、子どもたちに関わってこられました。また、図書館ボランティアや北はりま第九合唱等でも活躍されていました。私は、藤本さんと北はりま第九合唱団で一緒でした。ソプラノのパートで、綺麗な歌声を響かせていました。また、図書館ボランティア「テントウズ」の朗読劇でもご一緒させていただきました。元気な藤本さんをいつも眩しく見ていました。
見学させていただいたキラキラ星の読み聞かせは、本当にテンポの良い楽しいプログラムで、子どもたちはもちろん保護者の皆さんも楽しまれていました。手袋を使った楽しい手遊びで始まり、年齢に応じた楽しい絵本を読んでくださいました。藤本さんの頑張りと共に服部さん・戸田さんのサポートを感動しながら見せていただきました。さらに、参加者と一緒に、イチゴの折り紙も楽しみました。最後は、藤本さん手作りの紙風車をいただきました。
藤本さんには、病魔との戦いながらも、子どもたちへの読み聞かせに頑張っていただきたいと心から願っています。キラキラ星の皆さんには、藤本さんを支えてあげていただきたいとお願いします。私も、藤本さんの頑張りに少しでも応えられるように自分の役割を果たしたいと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます