11月11日(月)、ハローワーク西脇の寺尾所長を訪問してきました。私は、季節ごとに管内の雇用情勢を知るために、ハローワーク西脇を訪問しています。
駐車場に車を止め、入り口の掲示板にユースエールの管内認定事業所の紹介が見やすく掲示されていました。また、入り口正面には、介護事業所の求人表が掲示されていました。ハローワーク西脇を訪問する方が必ず通るところに、見やすく掲示されてあり感心しました。
寺尾所長は、9月分の雇用情勢の資料をもとに丁寧に説明してくれました。ハローワーク西脇管内の求人倍率は、1.04(前月比0.04増)でした。有効求人数はフルタイム1,981人パートタイム1.201人ですが、製造業が15%減、医療福祉が16%増という状況でした。医療福祉分野での人手不足が深刻です。そのため、ハローワーク西脇では、介護の省力化等を体験していただく「介護体験会」を企画されています。
昨年度、管内の工業団地内の工場閉鎖や休業があったため、求職者が高止まりの状況であること、在職者の方が別の仕事を探す(ダブルワーク)が増加しているとのことでした。
ハローワーク西脇の独自の取り組みとして、西脇・多可地域一体型のオープンファクトリー「もっぺん2024」に参加されました。イベントの後援とともに、当日に出張窓口を開設されていました。全国初ということですから、巣荒らしい取り組みです。さらに、管内の製造業(ものづくり)を応援するため、「西脇多可のものづくりの求人情報」を発信され、スマホでも簡単に求人検索ができるように工夫されています。
ハローワーク西脇が、市町と連携し事業所と求職者をつなぐ役割をしっかりと果たされていることに、頼もしさを感じました。これからも頑張っていただくことを願っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます