多可町八千代区中野間の「ささゆりふれあいセンター」の中に、小規模作業所『あすなろの郷』があります。
『あすなろの郷』は、障害児を持つ3人のお母さん方が、八千代町(旧)にもぜひ作業所を作りたいとの思いで、平成2年頃から取り組みを始められました。他の施設見学、作業所基金の設立等を熱心に取り組まれる中で、平成5年10月に、㈱日本フェルト加工の工場の一部を借りて、『あすなろの郷』が発足しました。平成8年に一度移転した後、平成15年3月、「ささゆりふれあいセンター」の完成を機に、ふれあいセンター内で活動を始めるようになりました。
私が訪問すると、設立当初から中心的な役割をされている森位さんご夫妻から説明を受けました。森位さんの奥さんは、西脇市の「たんぽぽ作業所」の設立や北播磨特別支援学校に高等部を作る時にも署名活動を頑張られたそうです。ご主人は、役場職員でしたが退職後、『あすなろの郷』の事務的な面を一手に引き受けられています。
『あすなろの郷』の現在の通所者は、11名(20歳から61歳)で、この4月から1名増えるそうです。西脇からも1名通所しているそうです。毎週月から金の午前9時から午後3時までの開所ですが、世話人(指導員のことをここではそう呼ばれています)の方に人件費支払えないので、開所時間を短くしているとのことでした。運営が大変で、十分な賃金を世話人の方に払うことができない現状も訴えられました。利用料は、重度の方が月5000円、軽度の方が月3000円、食事代等が月1500円ですが、一日400円の賃金の範囲内でまかなえるようです。
一昨年に、NPO法人「八千代」を立ち上げられ、そのもとで地域活動支援センターとしての『あすなろの郷』とグループホーム『こもれびの家』を運営されています。『こもれびの家』は、八千代区の障害を持たれている方が、共同で生活できるグループホームですが、障害の比較的軽い方4名が週2日泊まられています。空き家を購入し、改修工事を行ってスタートしました。購入費・改修工事費は、多可町が負担してくれたそうです。今後、重度障害の方も入ることができるケア・ホームの開設を目指して頑張りたいと話されていました。
森位さんご夫妻から、「将来的な展望を持って頑張りたいけれど、制度がどんどん変わったり、補助金が減額されたりで、施設運営の先行きが見えない」と言われたことが、私や行政が考えなければならない点だと感じました。
『あすなろの郷』は、障害児を持つ3人のお母さん方が、八千代町(旧)にもぜひ作業所を作りたいとの思いで、平成2年頃から取り組みを始められました。他の施設見学、作業所基金の設立等を熱心に取り組まれる中で、平成5年10月に、㈱日本フェルト加工の工場の一部を借りて、『あすなろの郷』が発足しました。平成8年に一度移転した後、平成15年3月、「ささゆりふれあいセンター」の完成を機に、ふれあいセンター内で活動を始めるようになりました。
私が訪問すると、設立当初から中心的な役割をされている森位さんご夫妻から説明を受けました。森位さんの奥さんは、西脇市の「たんぽぽ作業所」の設立や北播磨特別支援学校に高等部を作る時にも署名活動を頑張られたそうです。ご主人は、役場職員でしたが退職後、『あすなろの郷』の事務的な面を一手に引き受けられています。
『あすなろの郷』の現在の通所者は、11名(20歳から61歳)で、この4月から1名増えるそうです。西脇からも1名通所しているそうです。毎週月から金の午前9時から午後3時までの開所ですが、世話人(指導員のことをここではそう呼ばれています)の方に人件費支払えないので、開所時間を短くしているとのことでした。運営が大変で、十分な賃金を世話人の方に払うことができない現状も訴えられました。利用料は、重度の方が月5000円、軽度の方が月3000円、食事代等が月1500円ですが、一日400円の賃金の範囲内でまかなえるようです。
一昨年に、NPO法人「八千代」を立ち上げられ、そのもとで地域活動支援センターとしての『あすなろの郷』とグループホーム『こもれびの家』を運営されています。『こもれびの家』は、八千代区の障害を持たれている方が、共同で生活できるグループホームですが、障害の比較的軽い方4名が週2日泊まられています。空き家を購入し、改修工事を行ってスタートしました。購入費・改修工事費は、多可町が負担してくれたそうです。今後、重度障害の方も入ることができるケア・ホームの開設を目指して頑張りたいと話されていました。
森位さんご夫妻から、「将来的な展望を持って頑張りたいけれど、制度がどんどん変わったり、補助金が減額されたりで、施設運営の先行きが見えない」と言われたことが、私や行政が考えなければならない点だと感じました。
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