川下神社夏祭り

　7月30日、西脇市戎町にある川下神社の夏祭りに行ってきました。



　川下神社は、杉原川と加古川の合流点に位置し、「かわっさん」とか「かわっそさん」との呼称で親しまれています。全国的にも、河川の本流と支流の合流地点が大雨でよく氾濫するため、平穏を祈るため神社を建てました。支流にとっては、川下になるため「川下神社」と命名されたそうです。
　恒例の夏祭りは、その昔、川の合流部は波が荒く四柱の大神を祀り川運の恩恵を感謝し、平穏を祈ったのが始まりだそうです。毎年、7月30日に夏祭りを盛大に行っています。



　また、川下神社は戎町にあるため、戎神社とも呼ばれ、1月には商売繁盛の『えべっさん』でも有名です。
　私は、薄暗くなった7時過ぎに到着したのですが、神社の灯篭に明かりがあかあかと灯され、夜店が所狭しと並び、たくさんの参詣者と手踊りを楽しみにされている方々が集まられていました。福引きも人気があり、私も1枚200円の福引きを5枚買いました。
　西脇区は10町からなっていますが、各町ごとに揃いの浴衣を着られた女性陣が、7時過ぎから踊り始められました。
　地場産業である播州織を取り巻く環境は大変厳しいものがありますが、川下神社夏祭りは、景気回復を願っての色彩も感じました。