4月7日(日)、隅田川馬石さんを迎えて岡あいあいセンター行われた第11回黒田庄寄席は大盛況のうちに終えることができました。会場には、『おかえり ふる里へ』と書かれた幕を張らせていただきました。
黒田庄町門柳出身の隅田川馬石さんを迎えての黒田笑寄席は、今回で2回目ですが、黒田庄の皆さんだけでなく西脇市内から多くの方が参加してくださいました。特に、馬石さんの同級生や地元門柳の皆さんがたくさん駆けつけてくれていました。午後1時と午後3時の2回の公演は、スタッフも含めて180名の参加でした。
馬石さんは、軽妙な江戸弁の語り口で話されました。播州弁の口の悪さにも触れられました。隅田川馬石のいう名の由来についても触れてくれました。
馬石さんの江戸落語は、桂九雀さんたちの上方落語と異なり、語り調を基本にされています。物語を目に浮かぶように話され、落ちで終わるという流れのように思いました。
1席目、2席目ともに、10分~15分の小話を披露していただいた後、約45分の落語を語ってくださいました。馬石さんの江戸の売り子の物真似は、その情景が浮かんできました。素晴らしい売り子の声でした。最後の落ちが、何ともすがすがしく感じました。
落語好きな方は、1席目も2席目も聴かれていました。そして、大きな拍手を贈っていました。黒田庄出身の隅田川馬石さんが、江戸落語で大きな評価を得、今後ますます活躍されるだろうなと感じました。黒田笑寄席のスタッフ一同、隅田川馬石さんの活躍を祈念しています。そして、また、黒田笑寄席に来てくださることを待っています。