東野としひろ活動NEWS

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2014年NHK大河ドラマ『黒田官兵衛』に決定!

2012-10-12 05:38:55 | 地域行事
 10月11日のトップニュースは、再来年(2014年)のNHK大河ドラマが『黒田官兵衛』に決定したことでした。
 姫路市が、姫路城を建築した『黒田官兵衛』をNHK大河ドラマに取り上げてもらおうと数年前から働きかけていたと聞きます。今回、姫路城の平成大改修の完成も、相乗効果があったと思われます。



 また、黒田官兵衛の出生地である黒田城跡のある西脇市黒田庄町黒田の皆さんにとっても、大きな喜びでした。
『黒田官兵衛』研究については、堀井隆海荘厳寺住職が熱心に各方面に働きかけてこられました。そして、姫路に本拠を置く『播磨学研究所』の藤原事務局長や歴史研究家の鈴木幸治氏が、「播磨黒田氏・黒田官兵衛」について資料に基づく研究成果を発表してくれています。



 豊臣秀吉を天下取りに導いた軍師・黒田官兵衛(黒田如水)は、播磨国多可郡黒田庄の黒田城を拠点とする黒田氏出身で、黒田で誕生したことを荘厳寺に残る系図を基に証明されました。



 荘厳寺本「黒田家略系図」によると、黒田城の元祖は、赤松円心の弟・赤松円光の次男である赤松重光(別名・黒田七郎)です。黒田七郎が、観応2年に黒田城に移ってきました。その後、赤松氏の東の重要な拠点として黒田城が力をつけていったようです。
 黒田官兵衛の父・重隆は、戦乱の世を予想して、次男の官兵衛を姫路の小寺職隆の養子に出します。黒田城は、官兵衛の兄の討ち死にしたのを機に廃城となります。通説では、黒田家の先祖は近江の佐々木氏になっていますが、鈴木氏は、その説がいかに間違っているかも資料に基づいて説明してくれました。そして、インターネットで、『播磨黒田氏・黒田官兵衛』を立ち上げておられ、黒田庄のことも詳しく紹介してくれています。
 大河ドラマ放映の決定とともに、黒田官兵衛研究が進むことを大いに期待しています。
コメント (1)
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