東野としひろ活動NEWS

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第9回全国公募西脇市サムホール大賞展

2012-10-19 05:39:56 | 文化・スポーツ
 第9回を迎える西脇市サムホール大賞展には、全国から870人、1,712点の作品が応募されました。大分県を除く全国46都道府県から応募があったそうです。昨年に比べると応募数は少なかったようですが、美術関係者の中で、しっかりと根付いてきたなと感じました。



 入賞11点、入選200点の計211点の作品が、10月14日~11月11日の会期で、岡之山美術館に展示されています。



 10月14日の開会の日は、地元の秋祭りと重なったため参加できませんでしたから、10月17日に楽しみに見学に行ってきました。
 私が岡之山美術館を訪れた時、ちょうど梅谷県民文化局長が来館されており、久しぶりにお会いしました。



また、來住しげ樹館長もおられ、大賞に選ばれた出井伸明『4×15㎝』、準大賞に選ばれた山本大也『レーズンのプチパン』、正本晶久『螺子止の女神Ⅰ』の批評や選考の意味を聞かせていただくことができました。



 サムホール大賞展は、22.7×15.8㎝という小さなサムホールサイズの中に、自分の想いを作品として表現されています。絵画あり、写真あり、陶芸あり、立体構成ありと様々な表現方法を取られています。平面とともに立体での表現も入選作品の中に多く見受けられました。サムホール大賞展が、美術・芸術家への道の登竜門だと言われている意味もよく分かりました。



 見学していると、応募者一人ひとりの創意工夫が伝わってきます。選考は大変だったろうと想像します。美術館入り口の壁に、選考の様子を写した写真が張られていました。審査員は、建畠哲氏(京都市立芸術大学長)、横尾忠則氏、來住館長の3名です。
 入選者の中には、地元西脇市の富永信義さん、坂上清さん、土本周平さん、山本昇司さん、辻里美さん、米田八朗さん、古谷みどりさん、石堂重本さん、井之上智世子さんがおられました。
 短い時間でしたが、來住館長の話を伺いながら、サムホール大賞展の持つ意義を考えられる有意義な時間でした。
 一人でも多くの方に、鑑賞していただきたいと願っています。
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