旧来住家住宅での取り組み

　私は、旧来住家住宅に時々伺うのを楽しみにしています。「梅吉亭」で食べる昼食は、「日替わりシェフ」の皆さんの工夫された食事を味わうことができます。そして、何よりも齋藤さん、来住さん、時本さん等の元気な女性に出会うことができます。
　また、旧来住家住宅では、「来住邸ギャラリー」ともいうべき、様々な作品展が開催されています。先日伺ったときには、『小松原ケンスケ・門脇敦子絵画作品展』（会期３月１日～１日）が開催されていました。油絵の世界を広げてこられた二人の抽象画をゆっくり楽しむことができました。

　さらに、奧の和室では、子ども達を対象にした茶道や生け花の教室も行われています。西脇市生け花協会・茶道協会の皆さんが、子ども達に日本の良き伝統文化を伝えたいと願い、教室を開いてくださっています。私も、お茶をよばれに教室の発表会に参加させていただいています。
　そして、旧来住家住宅に集まっておられるボランティアの皆さんの熱心さに触れることが、何よりの楽しみです。案内ボランティアとして一生懸命来客者の方々に説明されている姿は、とても輝いているからです。
　旧来住家住宅が、西脇の重要な観光名所になっていると感じています。