8月19日、加西市別府町にある「兵庫県立農林水産技術センター」を施設させていただきました。和田所長、時枝農業技術センター所長、黒田庄和牛でお世話になった渡邊畜産技術センター所長、武農業大学校長の皆さんが熱心に対応していただきました。ありがとうございました。
和田所長からは、総合センターの全体的な説明を受けました。時枝所長からは、農業技術に関する最近の研究について詳しく説明を受けました。稲作では、紫の米を進化させた紫黒米、イチゴの兵庫方式高設栽培(落方町の篠田イチゴさんが採用されています)、イチジクの5倍密植栽培、クリの温湯消毒技術等。
渡邊所長からは、養豚では、食品残渣を食べさせ霜降りをつくるエコポーク、養鶏では、薩摩鳥と名古屋鳥を交配させた「ひょうご味どり」、高品質の但馬牛の研究等について説明を受けました。
県立農業大学校は、全寮制で、1学年40名の定員で、現在1年生29名、2年生23名が在学しています。短期大学や専門学校の過程にあたり、農業が見直される中で、応募者も増えてきているとのことでした。卒業後、ほとんどが農業関係に就職しているとのことでした。
また、農林水産技術センターは、農協の営農指導員のスキルアップを図るための研修場としてもよく利用されています。新規就農予定者が、実践農場研修を受けることもできるなど、開かれたセンターとして広く県民が利用できるよう考えられています。
説明の後、大変広い農場や温室等、牛舎等の現場も見せてもらいました。稲作では、様々な種類の稲が手作業で植えられ、原種の保存も併せて行なわれていることがよく分かりました。良質の神戸ビーフが提供できるように、但馬牛の研究に大きな力が注がれていることもよく分かりました。一般供用種雄牛(精液提供牛)12頭、産肉能力検定中の待機牛38頭の世話をしています。
それぞれの分野で研究員の皆さんが、暑い中でも研究に取り組んでいる姿がよく分かりました。ただ、新行革プランにおいて示されている今後10年間に職員の3割削減が、「専門技術の伝承」ができるのかという点で、大丈夫なのかと疑問を持ちました。将来の兵庫県の農林水産部門の方向性を見出し、新規就農支援や農協との連携を図る上で農林水産技術センターの役割の大きさを痛感した視察でした。
和田所長からは、総合センターの全体的な説明を受けました。時枝所長からは、農業技術に関する最近の研究について詳しく説明を受けました。稲作では、紫の米を進化させた紫黒米、イチゴの兵庫方式高設栽培(落方町の篠田イチゴさんが採用されています)、イチジクの5倍密植栽培、クリの温湯消毒技術等。
渡邊所長からは、養豚では、食品残渣を食べさせ霜降りをつくるエコポーク、養鶏では、薩摩鳥と名古屋鳥を交配させた「ひょうご味どり」、高品質の但馬牛の研究等について説明を受けました。
県立農業大学校は、全寮制で、1学年40名の定員で、現在1年生29名、2年生23名が在学しています。短期大学や専門学校の過程にあたり、農業が見直される中で、応募者も増えてきているとのことでした。卒業後、ほとんどが農業関係に就職しているとのことでした。
また、農林水産技術センターは、農協の営農指導員のスキルアップを図るための研修場としてもよく利用されています。新規就農予定者が、実践農場研修を受けることもできるなど、開かれたセンターとして広く県民が利用できるよう考えられています。
説明の後、大変広い農場や温室等、牛舎等の現場も見せてもらいました。稲作では、様々な種類の稲が手作業で植えられ、原種の保存も併せて行なわれていることがよく分かりました。良質の神戸ビーフが提供できるように、但馬牛の研究に大きな力が注がれていることもよく分かりました。一般供用種雄牛(精液提供牛)12頭、産肉能力検定中の待機牛38頭の世話をしています。
それぞれの分野で研究員の皆さんが、暑い中でも研究に取り組んでいる姿がよく分かりました。ただ、新行革プランにおいて示されている今後10年間に職員の3割削減が、「専門技術の伝承」ができるのかという点で、大丈夫なのかと疑問を持ちました。将来の兵庫県の農林水産部門の方向性を見出し、新規就農支援や農協との連携を図る上で農林水産技術センターの役割の大きさを痛感した視察でした。