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 東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

播州織工業組合の概要

2020-11-13 06:52:08 | 産業・労働・雇用
 先日、西脇市鹿野町にある播州織工業組合を訪問してきました。播州織工業組合は、播州織の織布業者の組合です。高見事務局長から、播州織の生産数量や組合数の変化等を伺うことができました。



 播州織の生産数量は、年々減少してきています。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響で、生産数量を大きく落ち込んでいます。
 高見局長からいただいた資料によると、令和2年1月~8月の合計の生産数量は、8,887,027㎡で、対昨年度比で6,157,556㎡も減少しています。8月だけを見れば、816,856㎡で、昨年8月が1,400,774㎡ですから、583,918㎡も減少しています。大きな落ち込みです。1ケ月の生産数量が100万㎡を切ると、産地としての機能が果たせないという話を聞いたことがあります。今年6月、7月、8月の3ヶ月とも100万㎡を割っています。
 織機台数は、8月末現在、所有台数1,477台に対し、稼働台数が1429台でした。また、播州織工業組合の組合員数は131人ですが、稼働組合員は124人です。7人が、完全休業です。
 市内の播州織関係者の方の話を聞くと、悲観的な話がほとんどです。特に、織布業者の方の嘆きが、大きいです。例えば、現在ある機織り機の内、稼働しているのは1~2台だけで、このままだと高い電気代さえ払えない。それだったら、しばらく休業して、アルバイトに出ようかと考えているという話も聞きました。
 播州織関係企業の多くは、雇用調整助成金を活用しながら、どうにか雇用を守っています。播州織の再生に特効薬はないのですが、粘り強く頑張っていただきたいと願っています。
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秋のハローワーク西脇訪問

2020-09-27 06:04:19 | 産業・労働・雇用
 9月25日(金)の午後、9月定例会が午前中に終了したので、ハローワーク西脇の谷岡所長を訪問してきました。
 谷岡所長は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言下の本年4月に赴任されましたが、精力的に管内の状況を把握されています。今回の、お忙しい中資料を用意して、丁寧に説明してくださいました。



 令和2年7月分の雇用情勢によると、ハローワーク西脇管内の有効求人倍率は、0.96倍(フルタイム0.92、パートタイム1.02)です。令和元年7月の有効求人倍率が1.56倍ですから、1年間で0.6も下がったことになります。ただ、6月分が0.87倍でしたので、少し回復したと言えるかもしれません。
月間有効求人数を見ると、昨年7月が3,576人でしたが、本年7月は2,459人と、1,117人も減少しています。
 ただ、雇用保険適用事業所が、昨年より43社増え3,335社になっています。被保険者数も、582人増え52,136人になっています。これは、雇用調整助成金を活用する企業が多く、雇用の確保がどうにか図られているからだと説明してくださいました。自動車部品関連企業や機械部品(鉄道等)企業の業績や雇用調整助成金が終了する12月末以降の企業倒産が起こらないか心配されていると話されました。
 また、来年3月高校卒業予定者の求人状況を尋ねると、求職者数の変化もなく、心配したことはないとのことでした。ハローワーク西脇管内の市町で行っている保育士・看護師等の就職フェアには多くの若者が来ており、地元に帰ってきたいと思っている若者が多くなっているのではと話されました。
外国人雇用についても、説明いただきました。前日、「多文化共生のまちづくり」について一般質問をしたので、興味深く話を聞きました。令和元年10月末現在の兵庫県内の外国人労働者は、7,275ケ所事業所41,083人で、前年度比998ケ所事業所6,567人増加しています。ハローワーク西脇管内では、2,536人です。ただこの数字は、直接雇用の人数で、派遣労働者は含まれていません。
 谷岡所長は、ハローワーク西脇として、雇用の確保に向けて最大限の努力をすること、雇用情報を広く行うため通信による職業紹介も行いたいと話されました。
 年末に向けて、新型コロナウイルス感染症の影響で倒産せざるを得ない事業所が数多く出てくるのではと予想されていますが、雇用確保に向けてさらに頑張っていただきたいと思います。
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手作りのお菓子の店『MOKARO』(モカロ)

2020-09-24 06:57:22 | 産業・労働・雇用
 9月23日(水)、午前中、市役所控室で翌日の9月定例会本会議で行う予算常任委員会、決算特別委員会の委員長報告の整理や議案討論の準備、一般質問の最終調整を行いました。



 昼休憩を兼ねて、旧JR鍛冶屋線市原駅跡近くにある手作りのお菓子の店『MOKARO』(モカロ)に、久しぶりに行ってきました。
 『MOKARO』は、2010年に玉田輝子さんが実家の空き地で始められた手づくりお菓子店です。玉田さんは、お菓子作りが趣味で様々な手作りお菓子を考案されています。数多くある手作りお菓子の中で、ドーナツに似た揚げ物のお菓子「モカロ」が定番です。私は、「モカロ」が大好きです。おやつ替わりや少しお腹が空いたときに、車中で食べることもよくあります。チョコとカカオ風味のケーキもあります。



 お店当番は、玉田さんの母さんやお父さんが担当されています。私が伺った時は、お母さんがおられました。いつも笑顔で迎えてくださるお母さんと、新型コロナの影響等の立ち話をしました。緊急事態宣言が出された時、しばらく休業されていましたが、連休明け頃から再開しておられるとのことでした。ただ、忙しいこともあり、「モカロ」を中心に販売しているとのことでした。
 玉田さんは、器用な方で、手作りマスクも作成されていたこともありました。
 『MOKARO』は、開店後10年間が過ぎ、地道な取り組みでと美味しい手作りお菓子のお店と、口コミで市内はもちろん北播磨地域でファンができています。玉田さんやご両親には、大変な時期ですが、これからも健康には十分気をつけられて、頑張っていただきたいと願っています。
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『お買い物ポイントキャンペーン』

2020-09-06 06:39:02 | 産業・労働・雇用
 上野・下戸田地区商店街「自遊空間きらら」と西脇商店連合会(商連)は、しばざくら商店街に続き、9月1日~10月15日の期間、『お買い物ポイントキャンペーン』を展開しています。



 「自遊空間きらら」は、西脇病院前の商店街が中心です。商連は旧西脇商店街が中心で市内全域から、黒田庄からも参加されています。両商店街は、新型コロナウイルスに負けない商店街!!をテーマに、消費拡大の喚起に頑張っておられます。
 今回の『お買い物ポイントキャンペーン』は、商店街のお店で500円毎に1ポイントがゲットでき、10ポイントで1,000円の金券に替えることができます。5,000円のお買い物で、1,000円の金券になります。
 総額1,500万円分を還元する予定です。しばざくら商店街でも、大盛況でした。今回の『お買い物ポイントキャンペーン』も、大成功になると思われます。私も、早速、副楽で仏壇にお供えするお菓子を買ってきました。6ポイントをいただきました。あと4ポイントを手に入れようと思っています。
 また、今回の『お買い物ポイントキャンペーン』が、両商店街の活性化につながることに期待しています。
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西脇しばざくら通り『お買い物ポイントキャンペーン』

2020-08-08 06:25:05 | 産業・労働・雇用
 西脇市野村町のしばざくら通り商店会協同組合では、7月4日~8月31日の期間、『お買い物ポイントキャンペーン』を行っています。



 5,000円の買い物で1,000円の金券(20%還元)がもらえる、買い物客にとってはお得なキャンペーンです。参加店で500円ごとにポイントシールが1枚プレゼントされます。シールをポイントカードに10枚集めると、1,000円の金券として使用できます。また、このキャンペーンでは、商店会のどの店にも利益があるように、参加店に配布されるポイントシールの枚数が決まっています。



 このキャンペーンは、兵庫県の補助制度を活用し西脇市も協賛して行われています。また、しばざくら通り商店会以外の市内のきらら商店連合会、西脇商店連合会でも、同様のキャンペーンを時期をづらして行われます。
 『お買い物ポイントキャンペーン』が、しばざくら通り商店会協同組合の加盟店の活性化に少しでも貢献することを願っています。私も、少しですが協力しようと思っています。
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ハローワーク西脇、谷岡所長訪問

2020-07-02 07:00:12 | 産業・労働・雇用
 6月29日(月)、ハローワーク西脇の谷岡新所長を訪問し、管内の雇用状況について話を伺ってきました。
 谷岡所長は、本年4月にハローワーク西脇の新所長として就任されました。就任後、訪問したいと連絡を取らせていただいていましたが、新型コロナウイルス感染症による急激な雇用状況に対応するため、谷岡所長も第一線で業務にあたられていたため、遅くなりました。
 谷岡所長は、忙しい中、兵庫労働局やハローワーク西脇管内の雇用情勢の資料をもとに、丁寧に説明してくださいました。



 ハローワーク西脇管内の令和2年4月分の新規求人数867人(フルタイム496人・パートタイム371人)でした。1年前の平成31年4月分の新規求人数1,308人(フルタイム746人・パートタイム562人)でしたから、新型コロナ感染の影響で、441人(34%)も減少しています。そのため、有効求人倍率は、1.68倍から1.04倍と大きく減少しています。
 兵庫労働局全体の有効求人倍率は、1.35倍から1.06倍に減少しています。また、ハローワーク加古川管内では0.74倍、明石管内では0.74倍、西神管内では0.78倍でした。
 谷岡所長の話によると、雇用情勢の悪化は昨年7月から現れてだし、本年1月求人システムの変更の時に顕著になり、新型コロナの影響が追い打ちをかけたとのことでした。新型コロナの影響で、物や人が動かず、イベントもできないため、観光業だけでなく地場産業の播州織・播州釣り針も甚大な被害が出ています。
そのため、大中小企業とも雇用調整助成金(緊急対応期間4月1日~9月30日)や緊急雇用安定助成金((対象期間4月1日~6月30日)活用して、急場をしのがれています。
 ハローワーク西脇では、雇用調整助成金や緊急雇用安定助成金の申請件数が多く、フル回転で職員の皆さんが頑張っておられています。受付を完了してから2週間以内に口座に振り込むために、ハローワークでは3日以内で審査をしているそうです。大変な作業ですが、助成金が振り込まれた企業から、感謝の言葉が寄せられているとのことでした。



 来春3月卒業予定の高校生に対する求人数が、昨年に比べ大幅に減少するのでは、谷岡所長は心配されていました。例年9月から始まる就職活動は1ケ月遅れで10月から始まるとのことでした。
 また、ハローワーク西脇管内では、新型コロナに関係して、解雇者が現在のところ1人も出ていないとのことでした。
 谷岡所長は、様々な部署を経験されてきており、話を聞いていて大変勉強になりました。
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西脇市「持ち帰りメニュー応援キャンペーン」

2020-05-05 06:08:16 | 産業・労働・雇用
 西脇市観光協会では、4月18日(土)から、にしわきごはん特別企画「持ち帰りメニュー応援キャンペーン」を開始しています。持ち帰りは、テイクアウトという呼び名で広がっています。
 

 新型コロナウイルス感染症の影響が広がり、外出を控えなければならない日々が続いているなか、自宅などでお店のおいしさを味わってもらいたいとの思いから、西脇市内の飲食店の「持ち帰りメニュー」を紹介しています。
 さらに、対象の38店舗で「持ち帰りメニュー」を購入し、スタンプを3つ集めて応募すると、抽選で市内で利用できる商品券(3000円分10名、2000円分10名、1000円分10名)をプレゼントするキャンペーンを実施しています。



 また、5月1日の朝刊に、『おうちで食べる!西脇・多可のうまいもん情報』と書かれた、西脇多可料飲組合からのチラシが折り込まれていました。
西脇市内の20店舗、多可町内の6店舗の飲食店、3店舗の酒販店が紹介されています。
 経済的に大変な時期だからこそ、地域の飲食店を活用し、少しでも地域経済が潤うように、地域住民で協力できればと思います。私も、テイクアウトを積極的に利用しようと思っています。先日、橋本屋さんやレストハウス花屋敷、そらとぶじゅうたんを利用しました。また、他のお店も利用したいと思っています。

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久しぶりの播州織工房館の訪問

2020-04-24 06:31:56 | 産業・労働・雇用
 先日、久しぶりに播州織工房館を伺ってきました。播州織工房館は、織物工場であったのこぎり屋根をもつ歴史的な建物を改装し、地場産業である播州織の歴史を紹介すると共に播州織の商品の展示、販売を行っています。



 播州織をこよなく愛されている横江真琴館長がおられ、播州織工房館の現状について説明してくださいました。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、播州織の生地を使ったマスクが飛ぶように売れているそうです。肌触りがよく、カラフルな布播州織マスクは、大変工好評だそうです。播州織工房館だけでなく、市内の女性陣が製作し、持ち込まれているそうです。大人用は、顔を覆う大きめのマスクが好評で、子ども用の小さな可愛いマスクも置かれていました。(株)丸萬に勤務する青年もちょうど来られており、耳元で結ぶひもをアクセサリにした黒色のマスクを着けられていました。先日、兵庫県に200枚の播州織マスクを寄贈し、井戸知事から感謝の手紙が届いたそうです。



 播州織工房館には、阪神間の都市部から多くの方が来られて、土日休日は、若者でいっぱいだそうです。『駐車場が、近くにないのが残念ですね。』と話すと、横江館長は、都市部の方は西脇市内を歩かれて回っておられ、狭い路地をやノコギリ屋根を見て、大変喜ばれるそうです。館内に入って、カラフルで様々な風合いを持つ播州織を手にとって、大変喜ばれるとのことでした。



館内は7つの展示販売ブースとイベントに使用するためのステージ、中央展示エリアからなっています。横江館長のもとで、大変充実した館内になっているのに驚きました。
 横江館長をはじめ、播州織をこよなく愛される方々が集われている播州織工房館に、私も歩いて時々訪れたいと思っています。ただ、緊急事態宣言を受け、4月25日~5月6日まで臨時休業をせざるを得ないそうで、大変残念に思います。
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『青いとり』のマスク

2020-04-11 05:37:34 | 産業・労働・雇用
 先日、西脇市和田町にある『青いとり』を伺ってきました。『青いとり』で、播州織の手製マスクを作製していると聞いたので、ぜひお話を伺いたいと思ったからです。



 『青いとり』は、西脇のコットン素材、レザーなどを中心としたHandmaide Shopです。手作りの服やバッグ、小物などを委託販売されています。播州織という素敵な生地を使って、自分だけのお気に入りを作っていただきたいという思いが、『青いとり』の思いだそうです。



 『青いとり』の店内には、様々な模様の播州織の生地が所狭しと置かれていました。そして、よく使われている昔ながらの黒いミシンが、置かれていました。手動のミシンや自動のミシンを活用して、数多くの手製の作品が創り出されているのがよく分かります。



 新型コロナウイルス感染予防に必要なマスクが不足していると聞かれて、『青いとり』の皆さんは、早速マスクの制作を始められたそうです。マスクを必要とされる方の要望も聞きながら作製する場合もあるそうです。私が伺った時、職人の方からの注文で白色で丈夫なマスクを5枚セットで作成されていました。値段は、350円~450円で手ごろでした。



 『青いとり』のマスクを着用された市民の方の口コミで、『青いとり』に播州織マスクを購入しにたくさんの方が来られているようです。
 『青いとり」のスタッフの女性陣は、とても気さくで、とても元気でした。これからも、『青いとり』を頼りにしているファンの方や地域のために頑張っていただきたいと願っています。
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マスクの製造・販売

2020-04-07 05:15:41 | 産業・労働・雇用
 4月1日、市内の下着メーカーである(株)ユタックスが、自社製品のマスクを製造し、販売を始められました。
 (株)ユタックスは、先日、西脇市と多可町の小学生・中学生全員に、自社製のマスクを2枚ずつ寄贈してくれました。そして、この度、商品としてマスクを販売されることになりました。
 販売は、北はりま田園空間博物館(道の駅)や北はりま旬菜館、播州織工房館等で行われました。開店2時間前から多くの方が、並ばれて購入されました。私のところにも、早朝、寺内の知人から、『道の駅でたくさんの方が集まっているけれど、何かあったのですか?』という問い合わせがありました。北はりま旬菜館でも、雨にもかかわらず、旬菜館の建物の周りに列をつくって開館時間を待っておられました。



 一人5枚までだったそうですが、すぐに売り切れたそうです。また、(株)ユタックスのマスクだけでなく、市内の方が作成した手づくりのマスクも売り切れたそうです。インターネット販売で、1枚2200円(消費税込み)で販売されているマスクもあります。



 私の知人の女性の方々は、私が今夏に宮城県丸森町や南三陸町へ災害ボランティアに出かけるのに合わせ、被災地にとどけてもらおうと、播州織の布を使って、マスクを作成してくれています。とても器用な方々で、着用しやすいマスクです。色も、白・薄ピンク・薄青の3色でした。完成したマスクは、テントウにあるようなビニール袋にキレイに包装されていました。店先で売れそうな出来栄えで、感心しています。
私も、新たに播州織の布やゴム紐を届けました。被災者の皆さんや困っておられる方に、播州織マスクを届けられればと思っています。
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