12月9日(金)、ハローワーク西脇を訪問し、奥村所長より管内の雇用情勢の特徴的な事項を伺ってきました。
当日、予算常任委員会が開催され午後3時前には終了すると考えていたので、午後3時に訪問させていただく予定でしたが、委員会が4時過ぎまでかかり、4時半過ぎになり、大変迷惑をかけてしまいました。そんな中でも、奥村所長は熱心に説明してくださいました。
10月分の求人・求職の状況は、有効求人数3,340人(新規1,304人)有効求職者数2,703人(新規546人)であり、有効求人倍率は1.24倍(前年比0.08アップ)でした。
人材不足が顕著になっており、高年齢雇用が進んでいるとのことでした。有効求職者の中で、50歳以上は約5割を占め、60歳以上も27%です。産業別求人では、コロナ禍で厳しかった宿泊業・飲食業・旅行業が大きく伸びています。
雇用保険関係では、失業手当受給資格の決定された人は139人で、前年に比べ減っています。受給実人員も574人でした。
奥村所長から、今年10月1日から始まった産後パパ育休について説明を受けました。奥さんの産休中に夫も4週間(2回分割可)まで取得が可能となりました。また、雇用調整助成金の特例措置は、令和4年12月1日~令和5年3月31日まで継続されます。ただ、助成金額の上限が下がります。政府は、令和5年4月以降は雇用調整助成金の特例措置をなくす方向のようです。
ハローワーク西脇は、管内の雇用を守る機関として、大きな役割を果たしてくれています。職員の皆さんは、遅くまで仕事をされていました。大変な仕事ですが、頑張っていただきたいと思います。