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 東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

国際フロンティア産業メッセ2007

2007-09-15 10:01:20 | 企業訪問
9月14日、9月県議会を前にした建設常任委員会の終了後に、神戸ポートアイランドにある国際展示場で開かれた国際フロンティア産業メッセに行って来ました。
この展示会には、県内のものづくり産業関係の企業や大学、高専、自治体などが出店しており、西脇市内からも大栄螺旋工業と亀井鐵工さんが出店されていました。大栄螺旋工業については、このブログでも書かせていただいたことがあります。12時50分から始まるプレゼンテーションを楽しみにしていたのですが、委員会の議題が盛りだくさんで間に合いませんでした。「環境問題に貢献する熱交換(廃熱回収)用のTASUKEと呼ばれる機器を中心とした展示」でした。亀井鐵工は、「フュエルセーフ機能を持った安全な事故防止に役立つ門扉」の展示でした。神戸方面を中心に学校の門扉に採用されています。また、県立工業技術センターも出店しており、西脇に関係する繊維技術支援センターの作品も展示されていました。
どの展示も、「ものづくり」の名にふさわしいものばかりで、大変勉強になりました。その中でも、市内の2社の工夫に拍手を送りたいと感じました。

国際フロンティア産業メッセ2007のHP

東野としひろ
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播州織、アンテナショップオープン

2007-09-09 09:51:09 | 企業訪問
9月8日、神戸市中央区三宮(大丸近く)に、西脇情報未来館21神戸店がオープンしました。播州織の良さをファッションのまち神戸から発進しようと、長年取り組んでこられた一つの成果を見ることができました。
今日のオープン式には、井戸知事や斉藤副知事も駆けつけていただき、県議会の産業労働委員の方も参加していただきました。神戸大丸と道路を挟んだところにあり、場所的にも大変いいところだと感じました。播州織の様々な製品が展示されており、男性にも女性にも人気がでそうです。私も、秋向きのカッターシャツを2着オーダーしました。



播州織は、これまで素材(生地)の良さを売り物にしてきましたが、これからは播州織の製品として消費者に広くアピールしていこうという動きに変わりつつあります。地場産業としての播州織の商品登録がまもなく特許庁より認められます。商標(ロゴマーク)も作成され、これまで何気なく着ていたシャツが実は播州織だったということもなくなります。
播州織を取りまく環境は、まだまだ厳しく、今年の生産量も昨年比10%も下回っています。こんな時だからこそ、神戸でのアンテナショップが播州織の活性化につながることを願って止みません。



東野としひろ
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企業訪問 7 (㈱「霧のいけうち」

2007-09-06 18:12:10 | 企業訪問
先日、大阪で世界陸上が開かれ、私もテレビで見ていました。最終日、女子マラソンで日本唯一の銅メダルを獲得した土佐礼子選手の粘りの走りに、感動された方も多いと思います。早朝とはいえ、暑い中、マラソンを走る選手達にと、「霧」がプレゼントされていました。霧を発生させ、走る選手達の体に自然にそそがれている場面を覚えておられませんか?
その霧を発生させる装置を作っている会社が、西脇市堀町にある㈱「霧のいけうち」です。新聞でも大きく取り上げられ、大変有名になりました。
9月6日に㈱「霧のいけうち」を訪問し、工場長さんから話をうかがい、工場見学もさせていただきました。本社は大阪ですが、製造工場は、西脇・呉・ベトナムのハノイにあります。元々、部屋の加湿器を製造されていたそうですが、現在、様々なノズルを開発し、スプレー方式で霧を発生させる装置を作られています。製鉄や電化製品の製造過程でも利用されています。地球温暖化対策としても注目されており、大阪大学や大阪市立大学、名古屋大学と協力して、ヒートアイランド対策の研究を進めておられます。
西脇工場の従業員は、約90名で、地元採用の方がほとんどだそうです。今年も、高校卒3名の募集(大卒は本社採用)をしたところ、1名しか決まらず、地元の優秀な青年に来てほしいと言われていました。

東野としひろ
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新しい試み

2007-08-24 10:51:04 | 企業訪問
8月23日の企業訪問では、うれしい話を聞くことができました。3つの新しい試みの話です。
大榮螺旋工業では、特注の鋳鉄板を管に変えた後、らせん状に変形させた特殊な管を作られています。このらせん状の管は、ヒーターやエアコンから外へ出る管に使われ、振動を和らげる働きをしています。今回、工場のボイラーから排出される熱を処理する新しい「機械」を製作されました。省エネや環境にも役立つ「機械」です。
片山商店では、織物の機械の開発、メンテナンス、輸出を主な仕事にされています。ご存知の方も多いと思いますが、社長の片山象三さんは、「第1回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞」を受賞されています。片山社長は、これまで、アレンジワインダーの開発、斜め織機械の開発に取り組まれ、現在、「試織」(見本)の開発を共同で手がけておられるようです。播州織の「試織」は、納期とコストが中国の約3倍近くかかるので、世界の「試織」が中国に回されることが多く、「試織」が中国でされれば、当然本格的な織も中国に回されてしまいます。そのため、「試織」のコストと納期を短縮するための研究が必要になります。
大化産業の高橋社長さんからは、播州織が抱えている様々な課題について教えていただくことができました。その中でも、最終商品として消費者に直接訴えることが重要だとの考えから、9月8日から半年間、神戸大丸近くに播州織のアンテナショップを開設するというお話を聞きました。「西脇から発信する」「西脇で種をまき、西脇を大きくする」という高橋社長の言葉が、胸に残っています。
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企業訪問6

2007-08-21 18:05:42 | 企業訪問
今週は、県議会関係の用がないため、市内の企業訪問を中心に活動しています。
20日(月)、(株)コーシン、高龍商店、新高染工、藤井製作所、水道組合との懇談
21日(火)、敷幸、桑室鉄工所、しばざくら商店街との懇談
22日(水)、水尾染工、(株)アサヒ、内橋化成、片岡サイジング
23日(木)、播州精米、大栄螺旋、片山商店、大化産業
企業訪問をする中で、西脇市内の企業が、業種は異なっても努力されている姿がよく分かり、大変勉強になっています。昨日訪問した藤井製作所は、個人経営でしたが、道路の地下を走らせているケーブルの製作を行っています。銅の溶接や銅と真鍮の溶接という特殊な溶接を自分の経験と技術で請け負っておられます。この仕事は市内では藤井さんだけだそうです。順調に実績が上がってきているので、融資も受けながら経営規模を拡大したいこと、できれば子どもに後を継いでもらいたいと話されていました。
時間はかかると思いますが、企業訪問のまとめを「報告書」として出せればと考えています。

東野としひろ
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播州毛鉤(けばり)

2007-08-09 16:47:26 | 企業訪問
西脇市の伝統的な地場産業には、播州織と並び播州毛鉤があります。播州釣り針は、播州織と同様、京都から江戸時代の後半に伝えられ、農閑仕事として、比延地区・津万地区・黒田庄地区で広がったようです。鮎釣りを中心とする毛鉤は、2000種類以上もあり大変精密で芸術的にも美しいものです。
今日(8月9日)は、播州毛鉤を代表する勝岡由紀雄・昭太郎さんご兄弟からお話をうかがいました。播州毛鉤の最盛期には、毛鉤職人が3000人近くいたけれど現在は20人程度になってしまっていること、その主な原因は、全国の河川が工場からの排水や河川改修で鮎が住みにくくなり、鮎釣りよりもブラックバス釣りなどの方に釣り人が流れてしまったといわれていました。
一日中座り続けてする仕事で、根気強さが求められ、一人前になるためには約5年の修行が必要だとも話されました。西脇市内で後を継いでくれる若手は、たった2人だそうです。その一人が、由紀雄さんの息子さんです。
播州毛鉤は、今年はじめに「伝統工芸」として国の認定を受けることができました。ロゴマークも作られ、大変厳しい中でも播州毛鉤の伝統を残そうとして頑張っておられる姿に感銘を受けました。

東野としひろ
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黒田庄のつどい記録

2007-07-25 16:40:33 | 企業訪問
7月21日(土)19:30~ 黒田庄公民館で「東野としひろを励ますつどい」が行われました。久しぶりに黒田庄のみなさんにお会いし、お話できて、たいへんよい会でした。参加者のみなさん、ありがとうございました。
準備から進めてくださった支援者のみなさん、お世話になりました。

(東野報告)
選挙期間中は西脇で投票できないのにもかかわらず、たくさんの方に応援していただきました。個人演説会では、どの会場でも西脇の方に、そろってお願いをしてくださいました。当選して、いっしょに喜んでいただき、本当に感謝しています。

11日から議員としての任期がはじまり、6月にはじめての議会がありました。常任委員会は、西脇で建設常任委員会に所属することになりました。台風23号あとの水害対策として5ヵ年の国の計画で、150億の予算を使い、激特事業が進められています。今、3年目になりますが、これに準じて、野村橋・重春橋・JR架橋のつけ替え、前坂や西澤、福地の堤防のかさ上げも行われる予定です。谷町や蒲江の県営住宅も建て替えになる予定です。蒲江の住宅は地元産木材をつかって木造3階建てになる予定で、地元の要望も聞いていきたいと思っています。

選挙前に市内各町をまわり、お話させていただきましたが、その内容がうすっぺらな感じがしていました。現在、市内の企業訪問をしています。60社くらいまわりました。また企業だけでなく、保育所や学校、会計事務所なども訪問して、西脇の状況について、調査しています。

先日播州織組合の方とごいっしょに知事に面談しました。新しい西脇市民病院のシーツは播州織をつかうことになったのはみなさんもご存知のことと思いますが、建設中の新県立病院のシーツにもぜひ使ってほしいとお願いしたところ、「ぜひそうしよう」と言ってもらいました。

企業訪問では鉄工関係はバブルを超える景気のよさだと言っています。また、中畑の工場団地でも、地元の人を採用したいということを聞いています。今、根を張ってくれている事業所を応援していきたいと思っています。

(フリートーク)
Q1.先日も中越沖地震があり、心配なことです。地震の周波を気象庁がキャッチして、学校に流しているところがあると、聞いたことがあります。兵庫県でも山崎断層があり、このあたりも心配です。そのような情報が入るなら、そうしてほしいと思いますが。

A1.被害を少なくするためには、早く情報を察知することが大切です。お聞きしたことを研究していきたいと思います。

Q2.重国橋の工事を下請けでしています。工事は順調に済んだが、上部の工事をする業者が決まらず、現場を管理するところがなくなるため、工期が延びています。完成検査がおわりませんので、支払いもされていません。たいへん困っています。

A2.調べてみないとわかりませんが、上部工事と下部工事はべつのはずです。管理を委託するなら、その分も支払いが必要だと思います。調査させてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


※Q2のことについてはすぐに調査し、対処いたしました。



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北播磨ハイランド推進協議会

2007-07-24 10:28:51 | 企業訪問
7月23日は、都市と農村の交流の舞台として、西脇・多可地域の活性化を考える北播磨ハイランド推進協議会が開催されました。西脇・多可地域の商工会議所・商工会の代表、区長会の代表、消費者協会・婦人の代表と各分野のリーダーの方々が集まっています。
西脇・多可地域は「加杉野」と呼ばれるように古くから地理的にも経済的にも一体の生活圏つくっています。市町合併では2つに別れてしまいましたが、私はひとつだと考えています。
5年前に設立された「北はりま田園空間博物館」は、西脇・多可の住民の自主的な組織として運営されています。西脇・多可地域の良さ(地域特産も含めて)を都市に発信し、都市との交流を積極的に進めてくれています。北播磨ハイランド推進協議会の目指すところを田園空間博物館は、実行してくれていると考えています。
今週の土曜日(27日)には、5周年記念の夏祭りが行われます。新しくできた多可町音頭も披露されるようです。多くの方が参加していただければと願っています。


北はりま田園空間博物館ホームページ

東野としひろ
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企業訪問(5)

2007-07-19 17:23:40 | 企業訪問
7月18(水)・19(木)日は、いつものように市内の企業訪問をしました。
芳田保育園、日野保育園、㈱ジェネシステクノロジー、㈱新北播清掃、㈱がまかつ、㈱まるふじを訪問しました。
西脇市内のほとんどの保育園は、地区立(芳田地区、日野地区など)として設立され、準民間である社会福祉法人が運営しています。黒田庄地区の市立保育園とは、大きく異なります。子どもの人数が少なくなってきていること、補助金が少なくなり運営が厳しいこと、園舎が古くなり建て替えをどうするか、幼稚園との関係をどうするかなど、多くの課題があることがわかりました。県に対しても、少子化対策というのであればこれまであった県の補助を打ち切ることはやめてほしいとの強い要望も出されました。
和田町にある㈱ジェネシステクノロジーは、通称GTIとよばれ、半導体の検査、設計を行う会社で、国内最大級の半導体テストハウスです。本社は西脇市にありますが、所沢、神戸、大分にも工場があります。最先端技術について素人の私にもわかりやすく社長自身が説明してくれました。大型車を使うため、会社前の道路整備の要望も出されました。
これまでも釣り針産業の会社に何社か訪問させていただきました。
播州釣り針は、播州織と並ぶ、西脇市の地場産業です。国内生産の約90%を占め、海外へも進出しています。㈱がまかつ、㈱オーナーばりは世界の釣り人によく知られています。絶えず、市場調査を行い、技術革新を進める中で現在の位置を占めるようになりました。レジャー産業としての製品開発も行っています。㈱がまかつで「釣り業界の問題は環境問題と子ども達の学校教育です」とお聞きして、心を打たれました。(詳しくかけなくて申し訳ありません。)
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企業訪問(4)

2007-07-10 13:02:00 | 企業訪問
7月9日(月)は、中畑町にある(㈱)日本医学臨床検査研究所バイオアッセイ事業部と(株)明々工業を訪問しました。
バイオアッセイ事業部は、製薬会社から委託を受け、医薬品の専門的な検査を行っています。本社は、大阪市千里にあるのですが、社員約140名のうち、西脇に90名勤務されています。仕事柄、大変清潔にされており、事務所の1階には、ピアノが置かれ、絵画が飾られています。研究職の方がほとんどで、大学の薬学・理学・工学部卒です。女性の方が多いのに驚きました。そのため、会社内に保育所を設置し、若い女性が働き続けられるように配慮しておられます。地元の出身者が少ないことが悩みの種で、長く働き続けてもらうには地元の優秀な方を採用したいと話されたことが印象に残っています。余談ですが、そこで働いている黒田庄中学校の教え子に出会いました。中学校時代から、よく気がつく、優秀な女生徒でした。
明々工業は、阪神大震災後、神戸から移転してきた企業で、キュービック塗装ブースの製造販売を主としています。また、スウェーデンや韓国のリフトも取り扱っています。広大な敷地にある工場内を丁寧に案内していただきました。販売も行っているため、全国各地を飛び回っているとのことでした。

東野としひろ
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