加東市吉馬にある㈱フジイでは、環境省の補助事業である『廃棄物処理施設における温暖化対策事業』の補助2億560万円を活用しながら、『ひょうご再資源化センター』の建設を進めています。この事業採択では、高橋昭一衆議院議員が環境省との調整を行われたとのことでした。

先日、ご無理を言って、村上社長に案内していただきました。㈱フジイは、これまでし尿処理や合併浄化槽の清掃業務を主な仕事にされてきましたが、下水処理が進む中、事業量減少を防ぎ、新たな環境ビジネスとして、今回の事業に取り組まれたそうです。国(環境省)の進める廃棄物処理と循環型社会づくりの方向と合致している取り組みとして評価されています。
具体的には、まず、業務系や家庭の生ゴミ(動植物性残査)と天ぷら油を収集します。そして、真空状態(沸点を下げる効果)で天ぷら油を用い加熱し、遠心分離を行う中で、燃料として再生させます。この燃料は、石炭に変わるものとして注目されているそうです。

この過程で出てくる水は、すべて内部処理し、放流は一切行いません。排水を膜処理(250枚の膜)によって浄化し、その水をさらに冷却水として利用するため、蒸発するためです。私も、全ての設備を村上社長から説明を聞きながら、順に見せていただいて、なるほどと納得しました。環境に優しく、周辺の住民の方に配慮した取り組みといえます。

出来上がった製品は、燃料、飼料、肥料として活用できるそうですが、㈱フジイは燃料として有価販売したいとのことでした。すでに、問い合わせも数多く来ているとのことです。
しかし、施設は、まだ建設中であり、製品がまだ安定した成分でないこと、天ぷら油がまだ不足していることが課題だと話されました。
循環型社会に相応しい施設として、さらに新しい燃料を創り出す施設として、発展していただきたいと願っています。

先日、ご無理を言って、村上社長に案内していただきました。㈱フジイは、これまでし尿処理や合併浄化槽の清掃業務を主な仕事にされてきましたが、下水処理が進む中、事業量減少を防ぎ、新たな環境ビジネスとして、今回の事業に取り組まれたそうです。国(環境省)の進める廃棄物処理と循環型社会づくりの方向と合致している取り組みとして評価されています。
具体的には、まず、業務系や家庭の生ゴミ(動植物性残査)と天ぷら油を収集します。そして、真空状態(沸点を下げる効果)で天ぷら油を用い加熱し、遠心分離を行う中で、燃料として再生させます。この燃料は、石炭に変わるものとして注目されているそうです。

この過程で出てくる水は、すべて内部処理し、放流は一切行いません。排水を膜処理(250枚の膜)によって浄化し、その水をさらに冷却水として利用するため、蒸発するためです。私も、全ての設備を村上社長から説明を聞きながら、順に見せていただいて、なるほどと納得しました。環境に優しく、周辺の住民の方に配慮した取り組みといえます。

出来上がった製品は、燃料、飼料、肥料として活用できるそうですが、㈱フジイは燃料として有価販売したいとのことでした。すでに、問い合わせも数多く来ているとのことです。
しかし、施設は、まだ建設中であり、製品がまだ安定した成分でないこと、天ぷら油がまだ不足していることが課題だと話されました。
循環型社会に相応しい施設として、さらに新しい燃料を創り出す施設として、発展していただきたいと願っています。