遠くへ・・・

自転車で走った記録

BRM913宮城1000km その6

2013年10月02日 | 自転車

いよいよこれでゴールかな?

後半のルート図(概略)

 

~PC9

PC8にたどり着くと、K澤さん、Sさん、そしてW@Hさんが居る。(確か3人だったと思う)

夜8時を過ぎているが、夕飯タイム。たっぷり食べて満足。 (^_^)

ここで食事をしながら情報交換。

色々驚くネタが出てくる。

その1 先頭はゴールしているらしい。 (@_@)

その2 台風が直撃コースで来るらしい。明日は荒天。

携帯電話の電源は入れてあるが、基本的に情報途絶の世界を堪能するブルベの世界(あくまでも個人的な楽しみ方です。AJ群馬もAJもACPも推奨していません(^^ゞ)

街中を走っていても、外部と隔絶して走っているし、PCはいつも一人。今回のようにPCで誰かと一緒にいること自体が珍しい。(200kmでも、結構最終PCは一人だったりする)

それなのに、今回は全てのPCで誰かと一緒なんて奇跡的。 \(^o^)/

 

それはさておき、色々驚く情報を仕入れたが、さりとてどうなる物でもない。

まだゴールまで200km以上あるので、脚の差が有りすぎてうらやましくもならない。

台風も、直撃されても逃げるわけにも行かないし、DNFするとすればそれなりの状況になってからだろう。

 

W@Hさんは、秋田付近でホテルを確保してあるらしい。(相変わらず準備万端な人だ)。 残り3人は、どこかの道の駅にある「24時間開放情報休憩施設」を目指して走り始める。(最後に来たとどにいが当然最終スタート。)

 

すぐ前の国道7号を走り始めるが、舗装を剥がした道が延々と続く。

工事なら諦めもつくが、単に舗装を剥がしているだけの感じ。

もしかしたら、何か訳があるのかもしれないが、少しづつ舗装を剥いで再舗装していくのがユーザー視点って物ではないか?

No97 港大橋前 801.7kmで一旦国道7号を外れると、快適な舗装路。 \(^o^)/

あっという間に No98 南浜 806.8km で、国道7号に復帰。

ここからはひたすら国道7号を南下。

ここでもずいぶん長い区間に渡って、舗装をはがされた場所があった。

何をしたいのだろう???

この国道7号のルートは、初めての1000kmだった「BRM920埼玉1000 アタック秋田」で走った区間の逆走。

その時の記憶でもたいしたアップダウンはなかったと思う。

ただ、あの時は日中走って、結構暑くてババヘラアイスが美味しかった。

今回は(雨は止んでいるが)夜間なので、当然ババヘラアイスは無し。

往路の国道45号に有れば絶対ピットインしたな。 (^_^)

 

国道45号と違って、海沿いを走っているが、夜間なので海は全然見えない。

 

PC8から約60kmで、「道の駅にしめ」。

ここと、手前の「道の駅 岩城」に24時間開放情報休憩施設があるらしい。

岩城は時間・距離的に半端だったので、にしめまで走ってきた。

到着すると、Sさんが居る。

もう、寝る気満々のとどにいは、とっとと24時間開放情報休憩施設内に自転車を入れて仮眠準備。

寝る前の栄養補給中にK澤さん到着。 また、途中の道の駅チェックをしていたらしい。

 

着替えは背負っていたが、ジャージは乾いているし、室内で暖かいし、どうせ明日は雨だし、と理由をつけて着替えもせずに爆睡。

 

2時に起床。 K澤さんはもうスタート準備している。 Sさんは仮眠せずにPC9に向かったらしい。

 

K澤さんを見送って、スタート前の栄養補給してからスタート。

 

まだ雨は降り出していないし、かなり暖かい。 \(^o^)/

PC9手前で山形県に戻ってきた。

県境から一気に降って、PC9かと思っていたら、一回登り返してやっとPC9 サンクス遊佐西浜店 888.1km 到着。

 

 

~ゴール

PC9には、K澤さんが居る。

最後のPCだが、まだ120km近くあるし、道の駅にしめで補給食を食い尽くしていたので、色々買い込んで食べまくる。(夜明け前に喰い過ぎ (^^ゞ)

 

雨がぱらつきだしたし、夜明け前なので防寒を意識して、ウインドブレーカを着てスタート。

尾根を越えて平地を走り始めると、K澤さんが停車中。

暑くて上着を脱いでいる。

まだ、其処まで体は温まっていないので、K澤さんと一緒に走り続ける。

 

前方でSさんが東の空を撮影しているので後ろをパスしていく。

すぐにSさんが追い上げてきて3人で走る。

 

さすがに脚の有る二人と一緒に走るのは辛いので、ウインドブレーカを脱ぐのを理由に離脱。 (^^ゞ

 

はるか前方を二人が走っているのが小さく見えるが、これだけ離れたら追いかける理由がない(追いかける脚も無いが (^^ゞ)

 

辺りはすっかり明るくなった。 ただ。雨が降り出している。今度は台風の雨だろう。

カメラは、雨の中で何回も写真を撮っていたので、その時の水滴がビニール袋に入ってしまって、レンズが曇っている。

だからせっかくの最上川もこんなになってしまう。

 

ここまでは最上川沿いで、それほどのアップダウンもなく走ってこれたが、No106 新庄市本合海 948.4kmで国道47号を外れると、急登攀が始まる。

 

トータルの獲得標高は少ないが、登って降っての繰り返し。

雨は降ったり止んだり。気温が高いので、相変わらず半袖ジャージにレーパンで走り続けている。

 

No113 975.1kmで国道347号に出ると、広く走りやすい道になるが、当然車通りも多くなり、産業便も増えてくる。

雨は相変わらず降ったり止んだりしているが、降りは激しくなっている。

そんな中、産業便は何のためらいもなく、泥水を跳ね上げていく。 (ーー;)

 

No117 1003.7km (ゴールローソンの手前)を通過して、キューシートを一つ送ったら一気に切れた。ただ、次が黄色く塗られたゴールローソンの枠なのが見えているので、全然問題なし。 (^^ゞ

そしてやっと、ゴールのローソンPLUS寒河江仲谷地店 1004.6kmに到着。

K澤さんが店内のイートインコーナーで手を振っている。 \(^o^)/

チェック&補給用に買い物をして、イートインコーナーでひとしきり休憩。

K澤さんは、店内でSさんを待つとの事なので、今日帰らないとまずいとどにいは、お先に失礼してゴールチェックを受けに行く。

 

受付まで行って、ブルベカードを自転車に忘れてくるお約束のボケをかまして、無事ゴール受付も終了。 レシートが10枚揃っていてよかった。 \(^o^)/

 

速攻で車に戻って、3日前に野戦病院だった「寒河江花咲か温泉 ゆ~チェリー」へ。

一風呂入って、乾いた衣類に着替えて、待合の長いすに寝そべってお昼前のTV天気予報をチェック。 その後のニュースでアチコチに被害が出ているのでびっくり。

これから東北道を帰ると、もろに台風と刺し違えるコース。

ただ、交通規制は出ていないようなので、とっとと出発することに。

 

目の前の寒河江SAスマートICから乗って、国見SAで一休み。安達太良SAで2時間爆睡。 (^^ゞ

その先はさすがに渋滞もなく順調に走って、20時前に無事帰宅。

 

翌日は、やっとの思いで出勤するがボロクソにいわれ、9月中目一杯働かされた。(ーー;)

 

 

何はともあれ、無事に1000km走りきることが出来ました。

急登攀の厳しさよりも、登り続ける事への精神力を問い続けるPBPのようなコース設定と思いました。

宮城スタッフの皆さんにはホントにお世話になりました。 m(__)m

(台風の影響でゴールクローズを3時間延長して対応 お疲れ様でした。)

準備不足だったけれど、壊れた距離感でなんとか走りきってしまいました。

一緒に走った皆さん、ありがとうございました。 m(__)m

 

コメント (4)
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