PC6~PC7
・2011年8月23日 15:50
PC6 BREST (ブレスト)618Km
PCへの誘導路で、日本語で応援される。
BREST在住の日本人の方々のようでした。 日本語の応援がものすごくうれしい。(^_^)
肝心のPCは意外とあっさり。
外の目立つものといえば
中のチェックは、普通の体育館(特別な飾りもなし (^^ゞ)
いよいよ復路。パリへの最初の標識
PCの誘導路を走っていると、声を掛けられる。
どうも日本人大好きのフランス人らしい。
良く判らないが、ビスケット↓を貰う。
PC7までにほぼ完食。(^^ゞ
ブレストは、結構都会なので、街の中には信号が多い。車も多いが、殆どのところで自転車レーンがある。
PBPを走っていて、(前後の期間を含めて)一番感じたのは、交通機関のひとつとして自転車が認識されていること。
自転車を追い越す時は、大半の車が対向車線に出て抜いていく。そこまでしなくても、2m位空けて抜いていく。 対向車等でマージンが取れない時は、後ろでじっと我慢していてくれる。
上り坂で、大型車のディーゼルがウンウン唸りながら、対向車線が空くのを待っているのを聴いていると、申し訳ないような嬉しい様な。
当然自転車側のマナーもしっかりしていて、逆走は一度も見かけなかった。(子供が自転車に乗っているのも見なかった。一般路を走っているのは大人だけ)
ただ、信号無視は何回か見かけた。(車が全然走っていないとき 日本のように車の有無に因らずの信号無視ではなかった。)
この辺の色々は、自転車に対する認識の違いかな?
街で見かけた○○な人。AJ千○のジャージは気のせい (^^ゞ
PC6では、水を補給しなかった。それは、往路でサンドイッチを食べた所で、ペットボトルに入っていた水をせしめようと思っていた。
(非公認?)給水のテント脇まで来ると、おじさんとお姉さんがいきなり前に飛び出して自転車を止める。
何事かと思ったら水のペットボトル(2L位)が差し出される。
思わず、後ろにさしてある空のボトルを取り出して差し出す。
おじさんは躊躇わずに満水にして返してくれる。お姉さんはシリアルのクッキー(?)を差し出す。
あっという間の出来事。 まるでピットインのような手際。(^^ゞ
すばやく水を補給をされて、あっという間に送り出される。
仕方ないので、また走り続ける。
PBPコース上の最高点347メートルに向けての登りが始まる。
とどにいの登坂力で行くと30分程度の登りが続く計算。
これは結構登るぞ! と、気合を入れて上り始めたら、あっという間(10分程度)にピーク到着。 (^_^;
どうも、ダラダラ登りで標高が稼いで有って、ちょっと斜度があったところで初めて登りが始まると勘違いしたらしい。
一応、標高差のある景色(良く判らない? (^^ゞ)
この後は、アップダウンを繰り返しながら、PC7 CARHAIX-PLOUGUER (カルエクス・ブルゲ)703Km 到着。
PC7~PC8
・2011年8月23日 20:13
PC7 CARHAIX-PLOUGUER (カルエクス・ブルゲ)703Km
相変わらず、あっさりとしたPCなので、PCの写真はないがここで夕飯を食べた。(あまり記憶がない (^^ゞ)
メニューはパスタにハムにチーズ、スープ、にんじんの千切りサラダ、オレンジジュース、ヨーグルト。 どんどん食べる量が増えている (^^ゞ
まだ、9時なので外が明るい中をスタート。
どんどん日が落ちて、あっという間に真っ暗。
先行者のテールランプがだんだん近づいてきて、一緒になって、そして後ろに回り、気が付くとまた一人。
後ろからいきなり抜かれて、暫く追うがやがて千切れる。
そんなことを繰り返していると、ホントに周りに誰もいなくなる。
結構大きな通りとの交差点。パリへの矢印がない。
交差点をぐるっと一回り回るが、何もない。 ミスコースしちまった。
さて、困ったと、自転車を止めてきょろきょろしていると通りがかりの自転車海苔が声を掛けてくる。
どうも、「コースは判らないが、次のPCまでなら案内してやる。」と、言っている様だ(何しろ、お互いに Little の英語力で会話なので (^^ゞ)
そこへ、ベンツのおじさん登場。
どうも、「コースを知っているので連れて行ってやる。」と、言っているらしい。 最初の自転車海苔に感謝を示して、ベンツのおじさんの後に付く。
このおじさん、オトナが4人乗ったベンツで緩い登りなのに、後ろのことなどお構い無しにペースアップ。 離されると本当にどうにもならなくなるので、必死で追いかける。
200m程走ったところで、ベンツがストップ。 ライトの先に「PARIS」の矢印。
感謝を伝える間も無く、おじさんはかっとんで行ってしまいました。
無事、コースに復帰すると、後ろから抜いていく集団があったので、しっかり付いて行く。
一人で走っている時は感じなかった眠気が出てくる。
左右の感覚はしっかりあるのだが、登り降りの感覚がおかしくなっている。
田舎道でものすごいアップダウンが続くように感じている。
なぜか、右手が竹やぶだったり崖だったりするような感覚(幻覚?)の中で集団についていく。
集団が激しく左右に動いている時は、皆がダンシングで坂を登っている証拠。
とどにいも、必死でダンシングして付いて行くが、睡魔とは怖いもので、ダンシングしながらマイクロスリープに陥る。 (^_^;)
さすがにヤバ過ぎるので、眠気を飛ばす為のガムを噛みながら集団の後を追いかける。
小さな町の中で、ついに終夜営業の仮設カフェを見つけてコーヒータイム。
いくらか、眠気が覚めてPC8 LOUDEAC (ルディアック) 782Km到着。
その5へ 続く