お江戸・尾張・・・そして九州放浪記

2006年江戸へ、2012年3月に尾張へと単身赴任が続き2014年3月末で退社して九州に帰ってきました、放浪は続きます。

名古屋が誇る物造りを見学

2013年01月19日 | 尾張放浪記
今日は名古屋の誇る物造りを見学に行きました。

新栄町~名古屋~栄生(30分)

駅から出ると電車の窓から見えていたレンガ造りの建物の方向に歩いて行くと直ぐに「産業技術記念館」の入口が見えてきました。

建物に入ると真ん中に「環状繊機」(豊田佐吉が1906年に発明した回転円運動により布を織りあげる館のシンボル)が目に飛び込んできます。

入場料(500円)を払い中に入ると、中には糸の作り方から人力織機から自動織機まで、佐吉が発明した物が展示されていました。

私が一人で見て回っていると家族で来た一団に織り機の説明をしていたので一緒について回ることにしました。

説明者は佐吉の発明を解かり易く具体的に説明をしています・・・・小・中学生が見ると良い展示館だと感じました・・・私も始めて見る物ばかりです。

最初は横糸をどの様に通すか工夫・発明していったのかが解かります、最新では水・空気を利用してとてもすばやく織り上げるようになっています。

最後に見た織機はパソコンの画面を沢山の縦糸と横糸を使いタペストりを織り上げていました。

次の建物は繊維で儲けた資金で豊田喜一郎が作った自動車の館です。

最初は金属加工のコーナーがあり鋳造・鍛造・切削加工を解かり易く展示・解説しています。



次は1934年当時の工場を再現しトヨタ最初の乗用車の試作車をのボデー試作の様子を紹介したいます、試作車は金属板をたたいて形づくっていたようです。

展示場には現在の自動溶接機やロボットで作っている機械を展示しています・・・流石トヨタ、トヨタ式作業の展示もしています。

パンフレットを見ていると長久手市にも「トヨタ博物館」があるようです・・・今度行って見ようかな。

次は駅に向かって歩き10分ほどで「ノリタケの森」に着きました、ノースゲートから入ると公園になっていました。

木々と芝生の中を歩いているとレンガで出来た「単独窯」がひっそりとあります。

その先には6本の巨大な煙突が並んでいます、煙突の先には名古屋駅の高速ビルが見えています。

煙突は明治初期に建てられたもので世界に陶器を輸出していた当時の様子を伝えてくれます。

大きなレンガ造りの建物が並んでいます、当時の産業遺産として残っています。

森村・大倉記念館に入ると入口でカードを渡され、中に展示されているものにかざすとセラミックスの歴史や可能性を紹介してくれます。

出口でカードを戻すと、展示したものを全部見た者には記念品を渡してくれます・・・私はメモ帳を貰いました。

ノリタケ製品の売店に行くと中には沢山の製品が売られています、アウトレットのコーナーもありますが私には価格相場解からなく、いいな~と思ったものはやっぱり高価な値段がついていました。

「ノリタケショールーム」に入ると陶器で出来た雛人形展示(非売品)されていました。

中では商品が並んでいましたが小さな雛人形には315,000円の値段がついています・・・

最後に駅に向かって帰る途中レンガの建物の前に噴水が在り小川??の前にはベンチが置いてありアベックが休んでいます・・・

イーストゲートから10分位で名古屋駅前に着きました、高層ビルが太陽に反射して眩しいです、駅ビルはカメラからはみ出してしまいました。
 
そうだ・・・駅ビルには広島・三原の「八天堂」のパンを買って帰ってo口(・∀・ ) ゴクゴクしよう。