早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

老齢の恩恵とは・・・

2017年10月13日 06時11分05秒 | コラム




 この頃では、味覚が

ちょっと鈍ってきたせいでしょうか、

嫌いなものも、好きなものも、

何でもみんな美味しいと感じるようになったのです。

何でも食べられるようになったおかげで、

栄養のバランスが良くなり、

お通じも良くなったというわけなのでしょう。


まさに老齢の恩恵と感謝しているのですが、

これが、私が年を取ったことの幸福の一つとは、

おかしいでしょうか。

どうぞお笑いください。


あの恐ろしい便秘の苦しみも

今では他人事のようです。

人間が年をとるということは

自然に一歩ずつ近づくことなのかもしれません。

我が少しずつなくなって

執着がとれていくのですね。

何事でもあるがままに

受け入れることの何という安らぎ。

それが食べ物であればなおさらです。


   「私 なんだか死なないような気がするんですよ」
              宇野 千代 著



     







 老齢の恩恵とは・・・?

歳をとって良いことなどと

そんなこと考えたこともない

枯れていくのに良くないことだらけ

良いことなどあろうはずがない

でも、自分がボケようと思った瞬間から

ボケが始まるとよくいう・・・

ボケてしまえば自分が何をしているのか誰なのかも

まるでわからなくなる

本人にとってそんな幸せはないのかもしれない


それにしてもそうかもしれないが

周りの家族などはたまらない

何とか我が家の年寄りにだけは

ボケないでもらいたい


歳をとって強情で

いうことを聞かないのにも困ったもの

老いて枯れていく人を哀れと思うのだが

まだ足腰が動く間はついつい多くを期待してしまう

できないことやしないことに

ついぞ腹立たしく思ってしまう

老いた親を最期まで面倒を見るというのも

大変な作業である


親は自分の老いを子供に見本として見せてくれている

こんな老いだけはしたくない・・・

そう子供や家族に思われたくないけど

幸か不幸か子供がいない自分にとっては

思う存分ボケることができる・・・

はてさて、まだまだボケたいとは思われず

いつまでも体を動かしていたいものだ



       早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。