息継ぎ
親しい友達が水泳教室に入り、只今特訓中です。今の課題は息継ぎがなかなか上手くいかないと言っています。水中ウオーキングから水泳に移行したい人にとって最大のハードルが息継ぎではないでしょうか。
今回はまず、息継ぎについてお話します。これは最重要、どんなに水泳が上手くなっても、競技でタイムを競うアスリートにとっても大切な事だと思います。心臓、肺などの器官に酸素を送り、長い距離を泳ぐのに欠かせない絶対条件だと思います。そしてこの息継ぎはとても簡単な事なのです。水中で息を全部吐く…!息を吸うイメージは捨てて、息を吐くことにだけ集中して下さい。大多数の人が息を吸う事ばかりに心奪われ水中から顔を出す事に一生懸命です。顔を水中に出してまずそのままでは息が吸えないからまず吐くのです。そして息を吸うころには顔を水面に出しているのも限界…!そして顔が水没するその時に息を吸おうとします。水を飲むのも道理です。思い余って鼻から息を吸おうものならもう悲惨です。いかがですか…!
心落ち着けて、まず水中では目をしっかりと前方を見定め、気持ちを安定させて息をゆっくり全部吐き出す事です。顔を上げるタイミングまで一様に息が吐けるようにコントロールすると、泳ぐストロークというか泳ぐリズムが安定してきます。上手く泳ぐという事はこの際捨てて、この呼吸方法をマスターしてみてはいかがでしょうか。
例えばビート板を持ってバタ足でも平泳ぎでも良いからキックの練習をしながら呼吸方法をマスターするというのはどうでしょうか。中高年の我々にとって水中ウオーキングをしているようにゆったりと鼻歌でも歌いながら30分、60分と泳げたらさぞや素晴らしいことだと思います。早く泳ぐ必要などないと思います。30分泳ぐと言う事は練習すれば1500メートル泳ぐ事が出来ます。80歳90歳でも泳いでいる人がいると聞きます。高齢者で30分1500メートルって世界新記録かも知れませんね。毎日少しずつ距離を延ばしてゆっくりゆっくりと泳げるようになりましょう。
僕は泳いでいて最初は苦しのですが15分もすると気持ちよくなってきます。多分瞑想状態に入ってくるのでしょうね。いろいろ夢のような楽しい事を思い浮かべながら、何往復したかを数えています。25mプール2往復で100m、20往復で1000m、30往復で1500mです。瞑想状態で泳いでいると楽しい事ばかり走馬灯のように浮かんできます。ダイエットに良いし、心配機能、循環機能にもいい事尽くめです。息継ぎが出来たら最高ですね。
頑張ってくださいね。感想をコメントしていただければうれしいです。
泳ぐことの楽しさに、最近、少々ハマっています。
ところで、マスターズに参加するそうですが、これはどうやって申し込むんでしょうか?
資格とかも分かりません。ちなみに、私は東京在住です。