仰いで山を観ると
厚く重くどっしりとして動かない。
附して水をみれば
広々としはてしがない。
仰いで山を観れば、
春と秋と季節の変化によって眺めも変わり、
附して水をみれば
昼夜の別なく注ぎ流れている
仰いで山を観れば
雲を吐き煙を呑み、
附して水をみれば、
大波、小波を起こしている。
山も水を無心のものであるが、
見る人の心によって
種々な意味が生じて来る。
一府して水を見、一仰して山を観る
皆我々の教訓でないものはない。
「言志後禄」 佐藤 一斎 著
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自分流に表現すれば
仰いで山を観れば
大きな雪をいただく屏風
白山連邦がなんと美しい
稜線の青と白のコントラストは
大自然のモニュメント
附して水をみれば、
泳ぐ魚がなんとかわいらしい
こんなにたくさんの魚の命を
育む水が母なる小宇宙
山冷たく水暖かい、
水温む春が
もうすぐそこまで来て足踏み
桜の花の芽はまだだま固いけれど、
確実に膨らんで
今年も開花するぞ!との息吹を感じる
今年の花見は早くなりそう
寒いけれど
これだけの日差しを浴びて
開花の時期をにらんで
春よ恋い...!
早起き鳥
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